以前の記事
メモ帳
カテゴリ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2009年 07月 04日
どうやら「竹中平蔵の犯罪」の疑惑追及は「かんぽの宿」だけでは終わらないみたいですね。
「郵政問題、次の標的はミサワホーム?旧社宅複数買収 社長は竹中平蔵氏の実兄」 ttp://www.zakzak.co.jp/top/200906/t2009063018_all.html ーーーーーーー 夕刊フジが入手した内部資料によると、グループ企業の「ミサワホーム九州」(福岡)と「ミサワホーム東海」(名古屋)が2006年12月から07年1月にかけ、大分県内と愛知県内にある郵政公社(当時)の旧社宅計11物件を計約3億5600万円で買収した。 日本郵政は物件の売却価格について「不動産鑑定評価額(時価)をもとに決定し、適正な価格」と説明。 ミサワホームも夕刊フジの取材に対し「適正な仕入れ価格であったと認識しております」(広報・IRグループ)と説明している。 ーーーーーーー これが『苦しい言い訳』なのは、かんぽの宿のケースと全く同じです。 >開発すれば簡単に買い手が付く >大分県の旧佐伯向島2号社宅は2200万円、愛知県の旧寺野2号社宅の土地は2億5000万円くらいあってもよく、(ミサワの買収価格は)安すぎる このように不動産関係者が言うのも当然です。 『計11物件を計約3億5600万円で買収』 ↑ これが、いかに相場とかけ離れているのかを示す、分かりやすい事例をご紹介します。 「「日本郵政物件」かたり詐欺 「破格で落札できる」、未遂数十件 」 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090222/crm0902220109002-n1.htm ーーーーーーー 神戸市中央区の大阪貯金事務センター神戸分館と駐車場。敷地計1900坪に鉄筋造7階建てのビルがある。不動産登記簿によると、土地は日本郵政グループのゆうちょ銀行と郵便局会社が所有。ビルは昭和46年に建築されたもので、ゆうちょ銀行が所有している。 同社長は「郵政に強い国会議員の秘書を知っている。落札するように口利きできる」などと話し、落札価格として1坪あたり150万円前後、計30億円を提示。購入資金の一部として、18億円の資金を用意するように指示した。 男性側は、提示された坪単価が相場の半値以下と判断し、資金調達のめどをつけた上で、同社長と大阪府内で会合を持つ約束をしたが、確実に落札できるという証拠を求めるなどしたところ、連絡が取れなくなったという。 ーーーーーーー こちらは、総務省に問い合わせて「詐欺」だと分かって被害が出なかったのですが、ポイントは ・神戸市中央区の大阪貯金事務センター神戸分館と駐車場 ・敷地計1900坪に鉄筋造7階建てのビル ・1坪あたり150万円前後、計30億円を提示 ・購入資金の一部として、18億円の資金を用意するように指示 「落札するように口利きできる」などと近づくのは、詐欺の常套手段ですが、この話を持ちかけられた会社社長が『資金調達のめどをつけた』上で『確実に落札できるという証拠を求めた』ら、急に連絡が取れなくなったということです。(ウソがバレた) このように、たった2物件でさえ「18億円を都合する人」が、簡単に表れるくらい『お得』だということです。 さらに記事では、 ーーーーーー 日本郵政では、宿舎の住所や評価額などが記載された架空の「資産処分リスト」を見せて破格の購入話を持ちかけ、取引の手付金や融資金名目で金銭をだまし取ろうとした事例数十件を約1年前から把握。詐欺の被害は今のところ確認されていないが、都内の大手不動産会社まで問い合わせてきたという。 ーーーーーー つまり、不動産業界では「郵政払い下げ物件はお得だ」という認識が、業界には広く知られていたのでしょう。 かんぽの宿の時、入札は「適正な手続き」だと説明していましたが、むしろ「バルクセール」をしなくても、個別でも『相場の半分』程度なら、速攻でお金を準備する業者はたくさん名乗り出たのではないかというのが、この『詐欺未遂』事件から分かることです。 今回問題になっている建物は、 >大分県内と愛知県内にある郵政公社(当時)の旧社宅計11物件を計約3億5600万円で買収 とのことですが、詐欺のほうは、「神戸市中央区の大阪貯金事務センター神戸分館と駐車場」だけで、『18億円』を用意したということで、もしかしたら愛知の物件一つだけでも、キチンと一般競争入札をすれば、何億とかで売れたかもしれません。 (ここからが、今回のミサワホームが『不透明』となるのでしょう。) 竹中平蔵氏のお兄さんが、ミサワホームの社長に就任したのは、昨年なので「会社全体」ではなく、むしろ、当時の >グループ企業の「ミサワホーム九州」(福岡)と「ミサワホーム東海」(名古屋) の取引だったようですが、どうもこのように『激安物件』を落札したにも関わらず、気になる話があります。 ttp://misawa-toyota.jp-j.com/?eid=501270 ーーーーーーー 07年2月9日にミサワHDは子会社のミサワホーム九州の粉飾決算問題についての調査結果を発表した。それによるとミサワ九州の田代久幸社長ら現職幹部は「出先の支店長指導の粉飾を黙認していた」と粉飾の関与を事実上認めた。当初、「子会社経営陣の直接関与は無い」と釈明したが、その後、弁護士ら第三者による委員会の追及に田代社長らが黙認を認めた。 弁護士ら委員会のメンバーはミサワ九州の役員や偽装に関与した社員から事情聴取した。00年度下期に始まった未完成物件を前倒しして計上して売り上げ高を水増しする不適切な会計処理について「ミサワ九州の役員らの直接の指示は認められなかったものの、役員の中には支店長経験者がいてうすうす気ずいていた」と認定した。 ミサワ九州は粉飾決算が明らかになったことで福岡証券取引所の上場廃止になった。更に決算訂正で06年9月期末で7億6千万円の債務超過に陥ったが、ミサワHD向けに13億円の第三者割当増資をして債務超過を解消する予定である。 ーーーーーーー どうも、竹中平蔵氏の名前が出てくる所には、『不透明な取引』とともに、偶然かもしれませんが『粉飾決算』などという“キナ臭い”キーワードが出てくることが多いような気がします。 ホリエモンが選挙に出たとき、 >竹中総務相は「 改革は小泉純一郎とホリエモンと竹中平蔵がスクラムを組んでやり遂げます」と絶叫していた。 半年後に、そのホリエモン(ライブドア)が「地検特捜部」に捕まりましたが・・・ 今朝も、竹中氏はウェークアップに出ていましたが、そんなに『ヒマ』なんだから、国会にも出ればいいのに(笑) 【元記事】 「日本郵政物件」かたり詐欺 「破格で落札できる」、未遂数十件 ーーーーーーーーーーーーーー (MSN産経ニュース、2009.2.22 01:32) 「日本郵政の不動産を破格で払い下げさせることができる」などと持ちかけ、購入資金をだまし取ろうとする詐欺の手口が横行していることが21日、分かった。日本郵政をめぐっては、「かんぽの宿」など保有不動産が購入時に比べて廉価で売却されたことが問題化しているが、郵政民営化をネタにした詐欺未遂事件とみられる。日本郵政ではすでに、同様の事件数十件の報告を受けているという。 大阪府内のコンサルタント業の男性によると、知人に紹介された東京都内のコンサルタント会社の社長から今年1月中旬ごろ、「日本郵政の保有する土地が安く売りに出される」と購入話を持ちかけられた。 物件は、神戸市中央区の大阪貯金事務センター神戸分館と駐車場。敷地計1900坪に鉄筋造7階建てのビルがある。不動産登記簿によると、土地は日本郵政グループのゆうちょ銀行と郵便局会社が所有。ビルは昭和46年に建築されたもので、ゆうちょ銀行が所有している。 同社長は「郵政に強い国会議員の秘書を知っている。落札するように口利きできる」などと話し、落札価格として1坪あたり150万円前後、計30億円を提示。購入資金の一部として、18億円の資金を用意するように指示した。 男性側は、提示された坪単価が相場の半値以下と判断し、資金調達のめどをつけた上で、同社長と大阪府内で会合を持つ約束をしたが、確実に落札できるという証拠を求めるなどしたところ、連絡が取れなくなったという。 男性は「総務省に問い合わせて、売却話自体がウソだと分かった。だまされなくてよかった」と話している。 日本郵政では、宿舎の住所や評価額などが記載された架空の「資産処分リスト」を見せて破格の購入話を持ちかけ、取引の手付金や融資金名目で金銭をだまし取ろうとした事例数十件を約1年前から把握。詐欺の被害は今のところ確認されていないが、都内の大手不動産会社まで問い合わせてきたという。 日本郵政では公社時代、民営化に向けて財務体質を改善するため、宿舎や施設の一般競争入札を実施。民営化後の売却は11件で、いずれも一般競争入札だった。 日本郵政は「リストの物件は処分予定がなく、議員秘書の口利きもありえない。(このような取引には)一切関与していないので気をつけてほしい」としている。
by mojo_on
| 2009-07-04 10:41
| 投稿_応援ブログ
|
ファン申請 |
||