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2009年 08月 12日
私は「芸能関係」には詳しくないのですが、マスコミの熱心さに『偏向』があるように感じるケースでは、少し調べたりすることはあります。
連日取り上げるつもりもないので『おおまか』に自分が感じるポイントだけ書いておきます。 植草氏のケースを見れば分かるように、検察は「著名人」の事件の場合「反省しているから」なんて理由では、絶対に『起訴猶予』にしたりしません。 マスコミが、急速に「起訴されないかも」と伝えだしたのは、実は『起訴できるような事件ではない』ということを意味します。 警察が「誰にも迷惑をかけていない」にも関わらず、『保護』ではなく『逮捕』してしまった、草なぎ君のケースでも、ギリギリまで「何とか、書類送検でも」と頑張っていたようです。 つまり、警察から「送られてきた」時点で、それを事件化できないと、自分たちが『無能』と思われるのではないかというようなメンツというか、自分の成績に響くと思ってしまうのでしょう。←本来は、その判断こそが、検察に求められる役割なのですが・・・ きっと、「警察が上げて来た事例を、改めて客観的に『事件性あり/なし』を判断する役割分担の仕組みが機能していれば、もう少し『冤罪』が減るのではないかと思われます。 鹿児島の『志布志のカレンダー』という話があるのですが、志布志事件での関係者の、日付などの供述が「最初はバラバラ」だったのが、時間の経過とともに「次第に『一本化』していった」ということで、それこそ『密室の取調べ』の成果です(笑) 今回も、マスコミが「供述に食い違い」として取り上げていますが、ネットのウワサでは10年前から「常習者特有の言動があったと言われていた」なんて話が一人歩きしていますが、本人は 「一年前から、主人に勧められて数回」 でも、その主人のほうは 「何度もやった」←常習性 「会う度にやせていった」←自分の知らないところでも、やっていた この『夫の供述』が正しいとすれば、この女性のほうは「主人の知らない所でもやっていた」ということで、今度は「夫とは別の入手ルート」が無ければならない。 急にマスコミで「起訴は難しい」と流しはじめたのは、もう「役割は終わった」からでしょう。 そう、植草氏で言えば「示談7回の過去」や「ぐっちーのウソ」と同じ・・・ まぁ、こういうケースで大事なのは、『初期報道』です。 (その1) 夫の高相祐一容疑者は、当初「妻は関係ない」と供述していた。 (妻の)部屋で見つかった(とされる)薬物も、「自分のものではない」と、最初は話していた。 ※つまり、妻の薬物に関しては夫は「関知していない」という話をしていた。 (その2) 夫が逮捕された直後から「女性」の存在は言われていたし、その後の報道を見ても、警官がタレントである酒井法子さんだと分かったうえで「事情聴取」しようとして「逃げられた」ような話みたいです。 でも、当初は『女性』としか警察は発表しなかった。・・・警官側から見て、この状況なら「夫婦でいたところ」とか「妻を呼んだ」ということも直後から分かっていたにも関わらず、あえて警察が伏せていたことになります。 ※これは、警察が妻と分かっていて、発表しなかった『理由』が何かあったのか? (その3) 携帯の電波が「山梨で途絶えた」という話とともに、彼女の『宗教系』と結びつける情報が同時に広まった。 ※この情報だけが、速攻で流れたのは、彼女が「ある宗教に、かくまわれている」ということを匂わせたい人が『意図的に』流した? (結局、都内を転々としていたということで、むしろ「本当に山梨に行ったの?」というのが、当然疑問視される。) この山梨の足取りは、「その後の報道」で、より『不自然さ』が強調されてしまっています。 どうして、わざわざ「山梨方面“にも”行った」と、出頭した後の報道で強調されているのでしょう。 むしろ「山梨で、途絶えた」という『情報』そのものが、ある種の『意味』があり、それを今になって正当化するためのような気がします。←「某教団との関わり」を匂わすための、関係者によるウソ情報。 つまり、もともと「山梨で途絶えた」という情報そのものが、恣意的な意図のもと流されたのでは?という疑問を、むしろ補強させる結果になっています。 例えば「カップ麺を大量に買い込んだ」とか「都内を点々と」「電車も利用していた」など、本人が出頭したことで細かい話が報じられていますが、捜索願が出された後に出たのは「山梨で最後の電波」という話だけです。 例えば「携帯の電波」というのなら、山梨以外の3日未明以降の足取りが、もう一つや二つ流れて当然です。 (「途切れた」というのなら、「その前」の足取り情報も当然把握しているハズです。) つまり「山梨方面に行った」という話を『広めたい』人が、この情報だけをマスコミやネットで吹聴したということです。 この報道では、 「山梨県・身延山付近で携帯の電波を確認」 こう報じられたのが「8月4日夜」です。 そもそもの、夫の逮捕が3日の未明、4日の午後には事務所が捜索願いを出しているので、それから数時間後に(タイミング良く?)「最後の電波」の情報が出てきたようです。 それとともに、以下のような情報を『××』が積極的に流す。 ーーーーーー 行方不明になり警視庁赤坂署に捜索願が出されている女優・酒井法子(38)が5日、山梨県南巨摩郡身延山付近にいる可能性が浮上した。 信仰する「真如苑」の身延山付近の施設に滞在か!? ーーーーーー つまり、実際に「行った/行っていない」ではなく「宗教法人」との関係を印象づけたかったのでしょう。 まぁ、マスコミが『大々的』に報じる裏側で『ほとんど出て来なくなった』話題もあることだし、今回も、従来なら素直に鵜呑みにしていた層(竹中式分類ならB層)でさえも「どうして、押尾のほうはやらないの?」と、話題になっています。 どうやら、草なぎ君以来、マスコミの話題が一つになると、そのウラを考えるという傾向が急速に広がっているようです。 まぁ、彼女も『起訴されない』可能性が高まったようですが、たぶん「起訴しないから、ある程度『事実』として認めなさい」なんて、(著名人にはよくある)このあたりが『落としどころ』となるのでしょう。・・・まぁ、すでに「再起」の話さえも出ているようだし。 私などは「怪しげな証拠」だけで起訴された植草氏のケース(最高裁でも有罪)を考えれば、このまま『薬物使用・不法所持』の罪で逮捕され、しかも部屋からも「使用した証拠品」まで『押収されている』とマスコミが連日報道している事件で、不起訴というのは、あまりにも検察のスタンスが『不自然』でならないので、 ・実は、「押収物」や「供述」が、報道とは違う←警察発表が恣意的に、事実を歪めている ・もともと「逃走」していないのに、『その後の事情』で『騒動』化する必要が出て来た ・「取り逃がした失態」を批判されるのを嫌って、騒動が『オーバー』になりすぎた どうも、夫が「路上で逮捕された」あたりから、妻が『常習者』なら、「どうして返したんだ」という部分も、大きな失態として批判されることも十分考えられるし、もともと先月に「弟が薬物関係で逮捕・起訴」されているということからも「格好の××」だということです。 まぁ、植草氏が逮捕される場合に「脱税で逮捕」よりも「二度目のチカン」という事件だったというケースが頭をよぎったりします(笑) いずれにしても、取調べを受けている人間は「真実を話す」べきでしょうが、 >酒井容疑者は嘘つき!夫が妻の供述を全否定(サンケイスポーツ) 夫自身が、そもそも「妻は無関係」と供述していたと読売かなにかが報じていたくらいだから、正確には『夫が』じゃなく『夫の担当が』なのでしょう(笑) マスコミのヒステリックな「ノリピー報道」も、志布志事件など、多くの冤罪事件の『密室の弊害』と照らし合わせて見た場合、『当局の発表』に、イロイロなアラが見えてくるということです。 まぁ、ネットでは「押尾の(事件の)ほうが異常じゃない?」という声も小さくないので、(今、目を逸らせることに成功していても)いずれ、イロイロ出てくるとは思っています。 植草氏の事件でも「認めている」とマスコミに流され、植草氏はそれを裁判で全面的に否認しています。そして、これは「植草氏に限らず」なのです。 警察や検察は、自分たちもやましいくせに、「いい加減な発表」が後で問題になったときに「自分の否を認める」ようなことはせず、すべて『被告が供述を変えた』と言ったり、青木巡査のように「ありもしない“記憶”」をさせるために法廷で証言させたりします。 まぁ、小沢さんの大久保秘書のケースでも「全く言っていない」ことを、NHKまでがトップニュースで報じたケースもありました。 あくまで『ニュース』としては、「供述している」と「取調べの関係者」がマスコミに言っているのでしかなく、最近は「それらしい事」の範囲を逸脱して『全く逆の発表』をすることも多いだけに、注意が必要です。 ただ、「草なぎ君騒動」にしても「ノリピー騒動」にしても、どちらも『好感度』を買われて、政府公報に使われていた人であり、ネットでは(影響しようもないにも関わらず)野党の仕業なんていうウワサまで出ているなど、もしかしたら『単純な事件』では無いのかもしれません。・・・「民主がどうこう」とかは、さすがにあまり真に受ける人はいないようですが、気になるのは「そういうムードを作ろうとしている人」がいることです。 もしも、一連の騒動で警察に『口利き』できるとすれば、やはり「エイベックスとの関わり」があり、「警察官僚出身」で「現在の与党」のタレント並みにテレビ露出しているH議員さんでしょう。 この人は、ホリエモンの「メール騒動」の時、いち早くメールのコピーを入手(本当は、自分のほうから?)したとして『ニセモノ説』を熱心にテレビで解説していました。・・・文章がズレていることを根拠にしていましたが、メールソフトの仕様から、別にコピーしたとは断定できないという反論も一部にはあったけど、(Hさんの努力の甲斐があって)マスコミの「ガセメール・コール」で、かき消された。 まぁ、マスコミの不自然とも思える「熱心な報道」とあの頃の事まで考えると、仮に、政治または霞が関絡みの背景があるのだとすれば、やはり「与党議員」の関与のほうが可能性が高いと思われます。
by mojo_on
| 2009-08-12 10:57
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