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2010年 10月 25日
前回の続きとなりますが、小沢さんは、自分を陥れようとしている勢力の実態は分かっているのでしょう。
別に、先日の代表選挙どころか、昨年3月3日に大久保秘書がいきなり逮捕された、いわゆる「西松事件」が起きて、その翌日に会見された時に、 「このような不当な行為は、断じて許してはならない」 このようにおっしゃっていました。 つまり「西松事件」発生時から戦闘モードというか『本当の敵』とは、徹底的に戦う覚悟だったのだと思います。 何度か、(現場ではなく)検察上層部が「落としどころ」を探るために、小沢さんとにアプローチをしたようですが、どうして小沢さんが「白黒のケジメは裁判で」というスタンスを崩さないのかも、小沢さんには検察の絡んだ一連の出来事こそ「民主主義の危機」の本質だと見抜いているからだと思います。 要するに、小沢さんは自分に降り掛かった「火の粉」を、むしろ裁判で決着をつけることで、斬りつけて来た敵というよりも、その背後にある「本当の悪の正体」を世間に露にさせるつもりなのでしょう。 それだけ『潔白』にも、自信があるということです。 実際、じわじわと効果が表れてきているようです。 マスコミは、小沢さんにダメージを与えるつもりで報道しているようですが、例えば「議決への不服申し立て」なども、結果的に「専門家の視点」ではむしろ憲法違反の可能性さえも、私たちは情報として知ることができる・・・ このようにマスコミが「往生際が悪い」というイメージ作りでニュースを流しても、それに付随する形で話題となり、そこで「自分の頭で考える」人が少しずつ増えているようです。 昨日、東京の銀座でデモが行われたようです。 「小沢支援デモ(動画)想像を超える参加数で、司法とマスコミの強大な壁にあけた蟻の一穴」 ttp://yokotakanko.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-758a.html このサイトで紹介されている動画を見る限り、確かに「動員もの」とは違う何かが伝わってきます。 このデモをどう解釈するのか? 集まった人たちの様子を見る限り、現在の大政翼賛会的な横一列の「マスコミ報道」とは別の情報(つまり、ネット)から行動を起こしているのは間違いないので、一昔前に言われていた「ネットは若者のもの」が、完全に過去のものとなっているようです。 むしろ、大手マスコミ記者の「若年化」が、記事の質の低下の一因と言われているように、きっとニュースの伝え方に消化不良を起こした人が、ネットからニュースの付随情報を得ようとしたら、逆に「マスコミの偏向報道」に気づいたというのが、一つの典型的なパターンなのかもしれません。 それでなくても広告費も減り、今後、新聞の読者が年々減り続けるのは間違いないし、記者クラブ・メディアなどは、そう遠くないうちに「役所の広報誌」だという認識が普通になるでしょう・・・まぁ、役所の広報をカネを出してまで貰って行く人もいないでしょう。 (小沢さんの「不服申し立て」に対する解説の「薄さ」から見ても、紙面から読者が得るものの無さがハッキリと分かります。) ところで、その小沢さんを陥れている「権力闘争」の、本当の相手なのですが、我が国では最近「世論操作」が露骨なのですが、その分かりやすい例が「マスコミ報道」だというのが一致した意見となりつつあります。 私もマスコミの「論調」が一致している場合には「権力側が望んでいること」が予測できるようになりました(笑) 先の参議院選挙で 「消費税増税」と「大企業減税」 これを主張して、国民のひんしゅくを買って大敗している「菅政権」を、なぜか、マスコミが、支持率を下支えして「テコ入れ」しているのも、この政権が霞ヶ関の望む「政策」を進めてくれると期待しているからでしょう。 これまで、いろんな政権がありましたが、共通項は既得権益やマスコミを喜ばせる、庶民への『増税路線』を打ち出す政権は、彼らから大事にされる傾向があるようです。・・・歴代、とくに小泉政権は「隠れた増税」を多く実現した。 この基準で見れば、近年、最も既得権益勢力を「喜ばせた」政治家は誰なのでしょうか? 「消費税導入」を現実にした「竹下登」というところでしょうか。 この竹下登という政治家は、消費税導入とともに、 「ふるさと創生1億円」 こういう、典型的な「バラまき」政策も行っており、果たして客観的に見たときに「リーダー」として評価できるかどうかは???ですが、竹下総理が(中曽根氏も実現できなかった)消費税を導入できたという意味では、既得権益勢にとっては、非常に重宝したのは間違いないでしょう。 その「竹下登」については、植草氏も今年の2月にブログで取り上げていますが、「三宝会」の最高顧問という話が、ネットでは広く知られています。 「対小沢一郎氏激烈メディア攻撃黒幕「三宝会」」 ttp://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-30df-1.html この「三宝会」のメンバー構成を見れば、確かに、今のマスコミのヒステリックな「小沢バッシング」も合点がいくような、大手マスコミや(消費税アップと企業減税で喜ぶ)大企業がメンバーとして名を連ねています。 ーーーーー この「三宝会」の最高顧問は竹下登氏であり、 世話人に、 高橋利行 読売新聞 世論調査部長 後藤謙次 共同通信 編集委員 芹川洋一 日本経済新聞 政治部次長 佐田正樹 朝日新聞 電子電波メディア局局長付 湯浅正巳 選択出版 福本邦雄 (株)フジインターナショナルアート 社長 などが名前を連ねる。 法人会員には、 全国朝日放送(株)、(株)ホリプロが名を連ね、 個人会員の企業別会員数は、 朝日新聞(5名)、毎日新聞(3)、読売新聞(3)、日経新聞(3)、共同通信(3)、 TBS(1)、日本テレビ(2)、フジテレビ(1)、テレビ朝日(2)、 講談社(2)、文芸春秋(3)、プレジデント(1)、選択(1)、朝日出版社(1) 等となっている。 ーーーーー 大手メディアが、こと小沢さんの問題になると「横一列」なのも、こういう秘密クラブみたいな繋がりを知れば合点が行くのではないでしょうか? さらに、そもそも小沢さんが自民党を割って出たのは、(メディアは)経世会の権力争いに小沢さんが負けたからだと言いたがります。 でも、メディアが伝えたがらない情報を整理すると、全く別の事情があったという話もあるようです。 「あんた、国賊だ」 少し前にネットで話題になった、小沢さんが自民党を離党する時のエピソードです。 このときから、小沢一郎元代表の「アメリカとの戦い」が始まった ttp://www.asyura2.com/10/senkyo97/msg/168.html この通りのエピソードだったかどうかは当事者にしか分からないし、そもそも記事が、あの八丈島の板垣英憲氏なので、このエピソードそのものがどうかというのは置いておきます(笑) むしろ、この話で大事なポイントは ・「サーキットブレーカー」を導入したのは誰か? ・それ以前の「裁定取引」で、マネーがどこに流れ、誰がトクをしたのか? ・その関係者に「損得」関係があったのか、無いのか 要するに、バブルの末期には「裁定取引」によって、抑制制度の無い我が国のカネが、どんどん外国に流れていたようです。 「裁定取引」 ttp://m00m.blog1.fc2.com/blog-entry-14.html ーーーーー 「裁定取引とは、現物価格と先物価格の一時的な歪を利用して利益を得ようとする取り引きで、リスクがほとんどなくほぼ狙った通りの利回りが得られる手法である。先物と現物の価格を比較して、現物に比べ先物が割高であれば現物を買い、先物を売る。逆に、先物が割安であれば、現物を売り、先物を買う。 そして満期で現物を反対売買することによって利益を確定するという極めて単純な商行為である」 要するに、裁定取引とは、いま流行りのデリバティブ(金融派生商品)の一種である。 さきがけて裁定取引をしたソロモン.ブラザーズなど外資系証券会社は、相 当な利益を上げた。しかも、このソロモン・ブラザーズは、かねてより竹下の機関店といわれてきた証券会社である。 裁定取引に関しても、日系の証券会社とは比べものにならないくらいのノウハウを持っていたので、ものすごい利益を得たといわれ、年利に直したら、三〇%とかいう異常な利益が出ていたという。 しかし、このサーキットブレーカーが、日本の株式市場に導入されたのは、平成六年二月十四日である。ときの内閣は、細川連立内閣だった。小沢が、新生党の代表幹事として、細川内閣を「党」の側からコントロールしていた。 っまり、サーキットブレーカーは、裁定取引が始まってから、約五年を経て、やっと導入されたということである。 大阪証券取引所は、翌日の二月十五日、早速これを発動している。東京証券取引所では、発動前の予告は何度もかけられているが、実際に発動されたのは、これまでに三回だけである。 ともかく、五年間は、裁定取引の市場は野放し状態だったといえる。アメリカやシンガポールでは制限があるのに、日本では制限がなかった。外資系証券会社にとっては、これほど美味しい市場があったであろうか。 外資系証券会社による裁定取引を通じて、日本からカネがアメリカに流れていくことが最初から仕組まれていたことであったとすれば、日本政府の責任は、重大である。それがアメリカに対するいわば、形を変えての海外援助ということだろうか。 ーーーーー 「ネタ元」は、結局はどちらも平野貞夫さんの著書になるようですが、現実に「サーキットブレーカー」を、竹下総理は設置しようともせずに、外国にカネが流れる状態を放置していたのを、小沢さんが「あんた、国賊だ」と批判してもおかしくない状態であったことだけは間違いないようです。 そして、マスコミ・キャンペーンでは、「カネに汚い」はずの小沢さんが、自民党から政権を奪い取った「細川政権」によって、やっとサーキットブレーカーを設置して「カネの流出」を止めた・・・ ・竹下登 ・裁定取引の市場は野放し状態 ・竹下の機関店 ・三宝会 ・サーキットブレーカー 多くの政治家の中で、どうして野党暮らし20年の小沢さんだけが、メディアから集中バッシングを受けているのかや、そのカゲに常に「ある外国」がチラついているのかも、意外に分かりやすい構図として見えてきます。・・・ちなみに、その「ある外国」は、戦争利権や金融利権によって政治がコントロールされている(例えば、大統領が何人も暗殺されたりとか)ことからも、決してオーバーじゃないでしょう。 最近では、外国に侵略するために「自作自演」でテロを起こしたなんて言われている。 近年では、世界的な金融恐慌の原因が、アメリカへの「富の集中」だと指摘されていますし、問題となっている「郵政民営化」に関連して、350兆円が外資に奪われる寸前だったとも言われています。 これらの「推進役」も、偶然か必然か、小泉政権人気を煽ったメディアなどの人たちです。 どうも、消費税や裁定取引で「喜ぶ人たち」と、それを「阻止」している人たちが明確に分かれて国民に見えてきはじめたようです。 さらに、その片棒をかついで「冤罪」をでっちあげて社会的に葬るというのが「地検特捜部」だということも・・・ 当時、若かった小沢一郎氏は、竹下首相の裏事情も知らずに、純粋に「国富の流出」に対して何とかしなければと思ったのでしょう。 少なくとも、細川政権によって「サーキットブレーカー」が設置されていなければ、もっと、もっとバブル後の我が国は悲惨な状況になっていたのかもしれません。 (国にとって良いことをした政治家を)秘書の「期ズレ」の「共謀」で、小沢さんを凶悪犯であるかのように「世論操作」しているメディア、野党などは、完全に自分たちが「売国奴」だと分かった上で、国を売る勢力に加担しているようです。 ただ、これらの「売国奴」たちが必死になるほど、例えば昨日の銀座のデモのように「市民運動」に火をつけることになり、これこそが昨年に続き「平成維新」の第二幕のはじまりになるような気がします。 昨年の麻生豪邸ツアーでの「公安のタコ坊主」がネットに晒されたあたりから、権力の横暴とそれに対峙する市民という、いわゆる「普通の国」の姿が、我が国でも見られるようになってきたのかもしれません。 それにしても、先日テレビでやっていた中国の「反日デモ」の映像では、ほとんど若者ばかりだったのですが、我が国ではむしろ世代が上の人たちが中心というのは興味深いものがあります。 要するに「学生デモ」が利用されがちなのは、その中に(反政府・外国勢力などが)撹乱分子を紛れ込ませて、盛り上がったところで商店や大使館などに投石したりして、暴徒化させて混乱を演出して体制を弱体化させるために利用されることが多い。 しかし、昨日の銀座デモなどは、みんなが大人だから、もし紛れ込ませた「撹乱分子」が騒動を起こしても、逆にデモの仲間から叱られて「おしまい」となっちゃうところでしょうね(笑) 我が国では、麻生邸ツアーのように「警備側の過剰反応」のほうが問題だし、これは「検察の暴走」とも無関係では無さそうです。
by mojo_on
| 2010-10-25 09:36
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