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2011年 06月 28日
「我が世の春」を謳歌していた米国
この米国の権威が、急速に落ちぶれたのは、ブッシュ前大統領の時代です。 では、そのキッカケは何かというと、 「911」「イラク・アフガン」「金融危機」・・・ 世界では、確かにブッシュ政権の「新自由主義」が、世界中の富をアメリカに集中させたということが形になって見えてくるにしたがって、アメリカの搾取の構図が分かってきたからでしょう。 でも当のアメリカでは、直接の「ブッシュの支持率」を下げたのは、本人も「悔やんでいる」と言われる、ハリケーン「カトリーナ」による水害への対応のまずさが大きかったと言われています。 このように、国民にとっては自国民の災害には、特に敏感なのだというのは、どこの国・いつの時代でも共通しているということです。 私は、スローガンばかりで、明らかに「何もやっていない」という、今の「責任者」たちの『能力』や『資質』の問題として、あえて「霞ヶ関の思惑」や「利害」と一致するとかしないとか(つまり、政治を混乱させて弱体化させる)とは別に、彼らには荷が重すぎるという意味で、舞台から降りて別の人が変わることが、直接の被災者の人たちに「希望」を持たせることになると思っています。 つい最近まで、原発を売り込もうとしていた菅直人という政治家が「脱原発」などというのを吹聴しているのも、それがまたひっくりかえされるのでは? このような心配も現実的に語られるのも、すでに前例として菅総理が「口先番長」だということが鳩山さんとの件で明白なのだから、国民ももう、菅総理の軽口などは信じないでしょう。 ところで、チョット気になる話なのですが、原発事故から3ヶ月半。 私の何人かの関東の知人(千葉・東京・神奈川)が共通して口にするのが、 >いつもより“かぶれ”がひどい >目の周りが赤くなった >花粉症(症状)が長引く どうも、全く同じ症状では無いようですが、その人の弱い部位がかぶれるとか、影響が出ているようです。 そして、さらに共通しているのが、誰も原因を「放射能の影響?」とは、決して口にしないことです。 むしろ、こちらが「“アレ”が原因じゃないの」と言って、そうかもしれないという感じで答えます。 かぶれなどの「症状」が出ている人にとって、その原因を「放射能」だということを、むしろ自分では考えたく無いという心理が働くのも「そこで住んでいる」以上、理解できない話ではありません。 そして、その話の延長で「黄色い雨」の話も気になります。 どうやら、政府などは「花粉」だと言い張っているようですが、3月20日ごろに直接見た人によれば、雨の降った翌日、車のウインドーに「奇妙な黄色い模様」が付いていて、「何だコレ?」と思ったそうです。 よく見ると、それは細かい黄色い粉と水の流れた跡が「独特の模様」になっていて、花粉というよりも「黄砂かな」と思ったそうです。 少なくとも、何年も車に乗っていて、花粉の時期や黄砂も何度も経験しているけど「初めて見た」ということでした。(あと、その粉の色が「蛍光」っぽかったのも、花粉のような自然のものとはとても思えなかったそうです。) ちなみに・・ニュースで言っていましたが「関東地方では、今年初めての黄砂」と報じていたのが、これが確か4月の中ごろでした。 となると、少なくともこの黄色い粉が「黄砂」ではないことだけは「気象庁」が裏付けているということです。 この「黄色い粉」は、一体、何なのでしょう? 実は、私自身も直接目にしました。 それが、意外なことに原発が爆発して1ヶ月以上経過した、4月ごろの話です。 場所も意外と言えるのかもしれませんが、湘南海岸の134号線のアスファルトの端にある砂に「黄色の線」状態で、まるでアスファルトを洗い流して、その汚れがそのまま溜まったような状態でした。 思わず、車から降りて(さすがに触るのは怖いから)足でツンツンとやってみました。 花粉なら、関東に降り注いで20日とか1ヶ月も残っているというのは有り得ないので、私自身はこの黄色い粉は「人為的なもの」だという気がしています。 上記のように、私自身の体験からも明らかなように、枝野氏の「ただちに健康に影響は無い」という言葉には、私には無責任で軽はずみな発言だとしか思えず、こういう人たちが「決定権」を持っていることは、我が国にとって悲劇でしかないと思います。(マスコミを中心に、それを応援する人間がいることが、さらに不思議) 話は変わりますが (風の噂で耳にしたとでも言っておきますが・・・) 原発事故で、住民を永久に排除して、そこに「核廃棄施設」を作ろう これは、いかにも「役人的発想」の典型的な例です。 では、「戦争屋」とか「原発推進」のような、「悪魔の商売」で食っている人たちは、 『放射能汚染で、住民にどのような影響が出るのか』を試す絶好のチャンスだ。 戦争屋は(今後の商売のために)事故の“ついで”に、こういう人体実験が出来ればなぁという発想をするのでしょう。 福島第一が爆発した際、研究者が「良いサンプルが・・・」と、ポロッと口にしたように、放射能を研究する人間にとっても、現地の人たちの暮らしへの影響よりも「被ばく」に対する人体への影響に関心を持ちがちなのかもしれません。 写真を見れば一目瞭然なのですが、福島の1号炉と3号炉の爆発。 (左が1号炉、右が3号炉) マスコミ(大本営)発表によれば、どちらも「水素爆発」ということですが、当初から何かヘンだなぁという印象です。 1号炉は、横に水蒸気の「白い」煙が出ていますが、3号炉はオレンジの炎のあと、黒煙が上に上がっています。 中学の理科の実験で知っていると思いますが、水素に火を近づけると「ポンッ」と音を立てて青白い炎が一瞬出るような感じです。 つまり、3号炉のオレンジ色の炎と黒い煙は「水素」以外の要因が絡んだ爆発だということでしょう。 どうして、マスコミは簡単に両方とも「水素爆発」で納得しているのでしょう? 911で、どうしてツインタワーを両方とも正確に、しかもダメ押しっぽく、ある程度の心の準備をさせるための間を置いて飛行機の激突の映像を世界中に配信したのかには疑問でした。(当時、NHKがどうしてツインタワーの最初の激突の「後」も、ずっと固定カメラの映像を配信し続けていたのかは、むしろ制作側が「これからがハイライトなんだよ」と、知っていたのではないかという疑いを持つ人も、そりゃ出てくるでしょう。) 今回、1号炉のケースで爆発の「意図性」を疑うとすれば、「ベント」を邪魔する政府に対する「当てつけ」とも考えられます。・・・「ベントするなと言うなら、もういい、政府の好きなように」みたいな動機? ただ、爆発の様子から判断する限り、もしかしたら「3号炉」の爆発は、本当に爆発そのものが「やむを得なかった」のかどうかには、疑問があります。 これは「関係者」とは切り離した人たちによって、客観的な『検証』を求められることになるでしょう。(場合によっては、刑事責任を負う人も出て来るかも) まぁ、東電や政府が故意に・・・などというのは、あまりに悲しすぎて考えたくもありませんが、逆に「その後」の対応のグズグズっぷりには、違う意味で「怒り」を覚えます。 例えば ・全体を覆うカバーをする ・放射性物質を吸着する物質 ・汚染除去が、1ヶ月の予定が5時間でダメになる なんか、他所で放射能事故が起きたときに、「売り」にできる技術の実験を、ついでに行っているのではないかというようにさえ思えてきます。 さっさと、放射能を片付けろ!! 政府・東電は、ヘンに勘ぐられたくなければ、余計な色気など出さずに、住民生活を一刻も早く元に戻すことを最優先しなければなりません。 事故の当事者である「東電」と、国民生活を守る責任を負う「国家」が最優先しなければならないことは『コレ』なのです。
by mojo_on
| 2011-06-28 23:10
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