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2007年 01月 28日
それぞれの証言が微妙に違うイメージなので、まず、それぞれの証言での推移を時系列に整理してみます。
この2つが「同じ事件」を目撃したと仮定した場合、果たして矛盾がないのかどうか? それを見ていきたいと思います。 ◎逮捕者の証言「3人が一応線上に並ぶようによく見えた」の考察 ーーーーーーまず、該当の速記録よりーーーーーー (623) 検察官1 あなたの書いた図面によると、一番最初にあなたが確認した女子高生と被告人の位置関係なんですけれども、女子高生の体の向きを基準とすると、被告人は女子高生の真後ろというよりは、やや右斜め後ろぐらいにいたという感覚になるんですか。 (624) K証人 女子高生は最初見たときに、振り返る動作を繰り返していたので、ちょっと向きというのが定かではないんですが、進行方向よりはやや左側、僕の方に向いていたように、要するに、こちら側にすごく顔が戻ってくる印象が強いので、ややですけれども、振り向いている動作だったんで、わかりづらかったんですが、たまたま被害者とその男性、被告人の背の高さの違いがあったので、僕の位置からいうと、3人が一応線上に並ぶようによく見えたという印象があります。 (625) 検察官1 この図面でいうと、(K)というのと(ア)というのと(イ)というのが直線上に並ぶようなイメージがあった、そういうことですか。 (626) K証人 はい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー この、逮捕者・被害者・犯人(植草さん)の「3人が直線上に並ぶ」状態というのを図にしてみました。 (前提として、逮捕者の立ち位置を、進行方向左側だと仮定しています) 【図1、当時の車内の人物配置と、逮捕者が直線に見える方向】 この図でいくつか興味深いことに気付きました。 (1)もしかしたら、2回の目撃者が「右に不自然に傾いた体勢」とのツジツマ合わせ? (2)図で見る限り、逮捕者から見た場合、被害者の真後ろに犯人が、まっすぐ立ったままの方が、犯行やしぐさはよく見える。 (3)もしも、犯人がスッと下がったり、しゃがんだりして逮捕者の死角になれば、延長上にいる「つり革」を持った人物が「直線上に並ぶ」ことになる。・・・皮肉にも、これだと「植草さんの証言」通りの位置で『誤認された可能性』も、出てきます。 ◎すこし脱線・・ ーーーーー(この証言ではなく、位置関係だけで考察した場合)ーーーー 私は、痴漢ってコソコソやるものだと思っていて「ガバッとおおいかぶさる状態」というのは、有り得ないと思います。だから、2回の目撃証言の「犯行の様子」というのは、不自然に感じてなりません。 むしろ普通に、図のような人物の位置関係を考えた場合、被害者とドアの側の人物。つまり、逮捕者によると「中年のオジサン?」が(この図なら)右手で触ったとか・・・もう少し「さりげない行為」の方が、現実的だと思います。 そして、触られた女性が「やめてください」と言った時に、手を引っ込めればいいだけだし、女性が振り返った時には、植草さんが一番「怪しい」と思われる位置にいる。 こうなると、植草さんの側にいた男性が“誰か?”によって、話が違ってくるでしょう。 ・単純に、偶然、植草さんの横で、痴漢行為があった→そして、植草さんが間違われた ・(別の誰かが)ワザと触って、女性に騒がせた 当時、植草さんが「誰かに尾行されていた」と考えるのは、アンチ系の人でさえ「当然だろう」とコメントしていました。つまり、公安関係者か、鉄道警察官が(二人ほど)植草さんの後をついていたという事は、むしろ「絶対に無い」とは言えないと思います。←「だから、植草さんが、普段から注意するのが当然だ」。アンチの方のコメントは、そういう意味でした。 つまり、仮に「植草憎し」で尾行している人物が、当時(二人ほど)いたことが発覚すれば、以下のような「事件のストーリー」も有り得るかもしれません。 step (1)この、尾行していた「関係者」が女性を触って騒ぎを起こす←位置的には、被害女性の隣の男性かな? step (2)植草さんが、女性から犯人と間違えられたのを確認。または、 step (3)(触った本人か、相方が)被害者に「アイツが痴漢“なんでしょ”」と、場合によっては被害者を誘導して、植草さんが犯人に「間違いない」と思わせる。 step (4)被害女性が「痴漢に遭った」という事と、犯人が「植草さんだ(と思う)」という事を確認した上で、そばにいる同僚と二人で、植草さんを拘束。←つまり、背後から強い力の部分 step (5)被害者とともに、植草さんを拘束したまま、蒲田駅で降りる。←もちろん、有無を言わせず強引に引っ張って駅事務所まで ※(ついでに)この拘束している間に、携帯(110番通報じゃない可能性も)で、蒲田駅に警官を向かわせる。 以上、図を見ながら目撃証言に疑いを持つと、イロイロ見えてくるものがあります。 この記事そのものは「逮捕者の証言」の検証なので、その人物が「関係者」なら、この証言そのものの信憑性に疑いを持たなければならなくなります。 この“脱線話”は、あくまで図の配置で、こういう事も考えられるという“可能性”で考えてみました。なので、この部分の議論は、今は不毛でしょう。ただし今後「新事実」が出てきたり、おかしな結果が出た時まで、温めておきたいと思っています(笑) ーーーー(脱線おわり)ーーーーーー 次に、簡単ですが、それぞれの人物の身長差を、比較してみました。 【図2、事件関係者相互の身長比較】 参考になるかどうか分からないけど、「直線上で、逮捕者が犯人(直立)がどう見えるか」というのも作ってみました。 【図3、「線上に見えた」場合、被害者に隠れてしまう】
by mojo_on
| 2007-01-28 22:44
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