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2008年 05月 24日
まぁ、私の場合アンチからも「基地外擁護」の筆頭として
>植草さんが認めても、私は認めない と言われるように、変わり者だというのはネットでは周知の事実です。だから、擁護派の中でも「勝手に言ってろ」という風に見てもらえれば幸いなのですが、どうも「K氏についての考察」は、応援ブログへのコメントとしては不評のようなので、自分のブログで展開することにします。 (では、本題を) 少なくともT氏は、被害者を真横で見ていると証言しています。 ここのところK氏からの見え方について考えているのですが、このK氏が被害者とともに「直線上に並んでいた」位置の延長上に立っていた植草さんを、犯人だと思って捕まえたというのは公判で事実と認められている部分です。 このK氏は、自分の位置を示すのに被害者の位置を先に指定してほしいと言っていました。 > 197. 神坂裁判長 進行方向であるとか、被害者と加害者とか、そういうふうなことを考えないで、その座席の位置とドアの位置のみを前提として、どういう前提でも結構ですから、あなたがいた位置、それを図面の中に示してください。 > 198. K証人 はい。 裁判長からこのように促されて、やっと書き込みました。 基本的に、弁護側目撃者の話も裏付けとなり「K氏の立ち位置」は、従来考えていた位置と違っているということは無いでしょう。 K氏の乗った駅が(品川ではなく)泉岳寺だとしても、事件の一ヶ月ほど前から、京急を通勤に利用していると証言しているので、蒲田のような主要駅でドアの開く側を「混乱する」というのは考えづらいですね。(快速電車などは、まず同じ側が開くでしょう。) K氏から見て、被害者が自分の左後方にいたのなら、彼がつり革を持って立っていたのは「蒲田駅でドアが開く側」という事です。これを「どっちか分からない」という事はありません。 私の経験でも「現地調査」で京急に乗った電車が、蒲田駅でどのように止まったのかは今でも覚えています。日々利用しているK氏なら、警察の聴取を受けている時点で、自分なりに記憶を整理しているはずです。 私は、K氏が被害者に近づく時に「右回り」であろうと「左回り」であろうと、ネクタイを掴んで降りたドアを混乱してしまうとは、(通勤で利用している電車なのに)有り得ないと思います。 仮に、被害者やT氏の言うように、(つまり、検察の起訴事実ですが) 「犯行は車内の中央」で 「被害者の背後から両手で触り」 「抗議されて、後ろに下がって知らんぷりをした」 そして、 「その犯人は、被告である植草さん」 このような検察の言う『痴漢行為』の条件を全て満たすためには、一つだけ致命的な矛盾があります。それは、被害者や犯人とK氏との距離が「近過ぎる」のです。 K氏が、座席の二人目(弁護側目撃者の前)よりも、もっと通路の奥であるか、逆に被害者・犯人がもっと後ろ(品川側)であれば、弁護側がどのように主張しても、裁判官から見れば「つじつまが合っている」という判断をしてもおかしくないと思います。 それこそ、T氏がメールで書いたような位置 >何回か、女の子が前にいる俺の方を見たんだ。 仮にT氏が「真横」ではなく「進行方向の逆=品川のほう」を向いていたのなら、この「T氏の証言/被害者の証言」に加えて「逮捕者の証言」までもが、一つのストーリーとして矛盾しなくなってきます。・・つまり、植草さんが犯人だという事を証明してしまうという事で。 でも、T氏の持っていたと証言した『つり革』の位置はハッキリしており、その位置での「真横にいた被害者」という位置が「シートの二人目の前」から振り向いて見た場合には、近すぎて角度的にどうしても、植草さんが被害者の「右斜め後方」に立っていなければ辻褄が合わないのです。 T氏の「真横の被害者」というのが、初期のメールにある「前にいる俺」を素直に解釈すれば、K氏の証言もそのままで「無罪の根拠」では無くなります。 検察はT氏のメールに対して「強引な解釈」という風に感じるでしょうが、本当はT氏が犯人の動きを 「真後ろに2、3歩下がって、反対のドアを向いた」 から 「右後方に少しだけだった」 という変更ではなく、メールにあるように 「実は、見ていた向きが真横ではなく、少し斜め後方でした」 という風に、供述内容を変えていたのなら、植草さんの側はより不利になっていたかもしれません。 ーーーーーーーー 915.○弁護人2 あなたはドアに対して全く並行にというか、入ってきたドアに背を向けて立っていたということですか。 916.○証人 はい、そうです。 917.○弁護人2どちら側かに斜めになっていたということはないんですか。つまり、ちょっと進行方向に向いているとか、あるいはちょっと進行方向に対して後ろを向いているとか、そういうことはないですか。 918.○証人 なかったと思います。 ーーーーーーーー 公判でここまで断言しているので、改めての変更は難しいでしょうが(笑) それに、証言した“向き”を変えてしまうと「犯行の見え方」そのものが、変わってしまうので現実的ではないですね。 むしろ、T氏が「被害者の真横だった」ということが、被害者や犯人の位置を「限定」してしまうことで、それと矛盾する「K氏の証言」が、植草さん側にとって「無実の証明」に利用できるというだけです。 ★逮捕者K氏の問題 NAME: mojo 残念ながら、どう考えても逮捕者K氏の証言には「真実ではない」部分があるという結論が出てしまいました。 私は従来から、この逮捕者K氏に関しては ・当時の「物理的な」位置関係 ・「泉岳寺」から乗った ・植草さんの「ネクタイ」を掴んだ ・「逮捕協力者」について ・「駅事務所」のエピソード これらは、各々分けて判断する必要があると思っています。 つまり、弁護側が指摘する「T氏や被害者との証言の矛盾」というのは、あくまで『証言を合わせた結果』出てきた矛盾でしかなく、K氏が『全て、真実を語っている』ということにはならないのです。(一つの項目が正しいから、他の全ても真実だと考えるのは危険です。) K氏の「直線状に並ぶ」とか「被告人はすぐ近くにいた」というのは当時の記憶通りかもしれませんし、それが他のT氏や被害者の証言と合わないのは、それなりの理由があるからです。(どこかに、検察の意図的なねじ曲げがあるのは確かです。) でも、K氏は植草さんに対して >ネクタイを掴んで、駅事務所まで連行した >スーツの胸ポケットの刺繍が、ローマ字の字体で「Uekusa」と書いているのが見えた 少なくとも、もう一方の植草さんは「拘束の場面」に関して、 ーーーーーーーー 1212. 弁護人4 次の停車駅に到着するまでの間、写真中央のこちら側を向いている女性のような状況で、あなたが男性にネクタイをつかまれたことはありましたか。 1213. 植草被告人 そういう状況はないと思います。 1217. 植草被告人 到着後、私をつかまえた人に押さえつけられる形で事務室に連れていかれました。 ーーーーーーーー このように、植草さん自身はK氏とは違う体験として記憶しているようです。 (以下は、やはり過去に何度か紹介したモノですが) ーーーーーーー 【社会】 「妹から相談受けた」 兄と女子高生、しつこい痴漢を取り押さえる…埼玉 718 名前:名無しさん@6周年[] 投稿日:2006/09/13(水) 22:25:22 ID:L40cmLr6O たったいま京急蒲田で痴漢タイホ 高校生泣いてる。 725 718 New! 2006/09/14(木) 01:28:07 ID:dDscUpzkO 亀レスすまそ。 泣いてたのは被害者の高校生 蒲田ついて降りたら、 少し前車両から加害者が ガテン系兄ヤンに引きずり回されて降りてきた。 ?と思ったが、泣いてる子みて理解した。 被害者も、加害者の身内(いるか知らんが)も 可哀相で萎えた。 ーーーーーーー >ガテン系兄ヤンに引きずり回されて降りてきた。 この様子のほうが、K氏よりも植草さんの証言に近い気がします。 (この書き込みも含めて)例の「ミクシィ女性」の書き込みなどは、関係者を名乗る三頭身氏が登場するなどの怪しい状況を総合すると、事件直後に何らかの理由があって、 >10時過ぎに、京急蒲田駅で痴漢騒ぎがあった これを吹聴するために、ネットに複数の「目撃談」を書き込む必要が生じたのでしょう。 とりあえず「事件があった」という事だけを書き込んでおいて、「民間人二人に拘束」という方向が決まった深夜1時半ごろに「ガテン系兄ヤンに引きずり回されて」と、具体的な状況を“報告”したのかもしれません。 検察は「ネクタイを掴んだ」という風にシナリオを変える必要が出てきたのは、例の「ミクシィ女性」のサイトが、思いのほか大きな話題になってしまったからかもしれません。 ◎事件直後の調書には「ネクタイ」は無い K氏は、降りる直前にネクタイを掴んだと証言しています。 ーーーーーーーー 397. 弁護人2 そのときにドアが開く直前というのは、少し抵抗があるんですかね。 398. K証人 直前というか、とまったかとまらないかぐらいの時間じゃないかと思います。 399. 弁護人2 そのときにネクタイをつかんだと。 400. K証人 はい。 401. 弁護人2 そのままドアが開いて、先頭で2人が出ていったということになるんですか。 402. K証人 はい。 ーーーーーーーー 同じ「ネクタイ」の部分を、目撃者T氏は ーーーーーーー 492.○小出検察官 女子高生はその男性に対してどういう態度をとっていましたか。 493.○証人 話している中でうなずいているようなしぐさは見えました。 (ア) 494.○小出検察官 それから、どうなりましたか。 495.○証人 話しかけた男性がおじさんのネクタイをつかみました。 496.○小出検察官 その男性乗客はおじさんに何かいいましたか。 497.○証人 「逃げるな」みたいなことをいったように思います。 498.○小出検察官 「次の駅でおりるように」というようなことはいっていませんでしたか。 499.○証人 そういった内容もありました。 ーーーーーーーー 熊八さんは(ア)の部分で、検察が意図的に「5分間飛ばした」と主張されていますが、それは今後議論するとして、T氏が証言した時には、K氏が出廷する予定が無かった事を考慮すると、素直に2回公判の時点での検察のシナリオは、被害者の間に割り込んだK氏が「逃げるな」とか「次の駅で降りるように」と言う“前”にネクタイを掴んだという方向だったと思います。 ーーーーーーーー 341. K証人 この時点ではまだこの位置にほぼいたと思います。 342. 弁護人2 この段階でつり皮にこの男の人がつかまっていたかどうかというのはわかりますか。 343. K証人 つかまってなかったと思います。僕の左手で男性の右腕を少したたくような感じでしたので、右手はおりていたと思います。 ーーーーーーーー この証言で分かるように、事件直後の供述では「ネクタイを掴んだ」という証言ではなく「犯人の右腕を掴んだ」という供述をしていると思います。 ネクタイ話との辻褄を合わせるために「降りる直前にネクタイを掴んだ」というストーリーを、後でハメ込んだというのが真相でしょう。 私は、K氏が騒ぎに気付いてからの関係者の位置や時間的な移動を総合すると、どうもK氏の話は、T氏と同様の「アレンジ」があるという結論を出さざるを得ないのです。 2008/05/24(Sat)05:41:53 編集 ##################### ★位置そのものが逆だった? NAME: mojo ははあ、どうやら一番困っているのは、K氏のようですね。話がどんどん自分の意図とは違う方に流れていったので「本意は違うんだよ」なんて、もしもネットの議論を見たら感じているかもしれません(笑) >355. K証人 いえ、被害者もみんな余り身動きがとれない状態だったのですが、被害者も犯人にお尻を向けているような形になるので、気分が悪いだろうと思って、間に割り込んで、ちょうど入れかわる感じで。 この時点でのK氏や他の関係者は 「身動きがとれない」状態で 「犯人にお尻を向けている」 その間に「K氏が割り込んだ」 つまり相対的な位置と向きを(矢印)で示すと →↑ K被 植↑ ↑(電車の進行方向) まだこの時点では、K氏が植草さんの右腕を掴んだのは「腕だけを、二人の間に入れて植草さんの腕をつかんだ」という事でしょう。その後、被害者が少し前に出て、その隙間にK氏が割り込んだというような流れになると思います。 (ここで、弁護側も含めて私たちの認識とK氏の言いたかったことに『正反対のズレ』が出ています。) > 359. K証人 いや、男性はややドア寄りに移動して、それから、ようやくつり皮につかまるような感じでした。 この「ドア寄り」というのは、私たちは進行方向右側のドアのほうに移動したという前提でしたが、K氏としては「左側のドアに近づいて、そのつり革を持った」ということならば、その後のK氏の証言の合点がいかなかった点である、 ーーーーーーーーー 401. 弁護人2 そのままドアが開いて、先頭で2人が出ていったということになるんですか。 402. K証人 はい。 403. 弁護人2 あなたの記憶では、開いて出ていったドアというのは、この図面でいうと、上の方のドアだったか、下の方のドアだったか、覚えていますか。 404. K証人 上の方だったと思いますが。それほど移動した記憶もないのであれですけれども。 ーーーーーーーーーー このやり取りでの ・降りる直前にネクタイを掴んだ ・それほど移動した記憶もない ・そのままドアが開いて、先頭で2人が出ていった ・降りたのは上の方のドアだった この動きも「ある程度」合点がいきます。 つまり、K氏の頭の中には被害者の抗議のあと、車両の中央で植草さんとのやり取りのあと(車両を横切ったではなく)そのまま、蒲田駅で開くドアのほうに移動したというシナリオだったのでしょう。(降りた側のドアなら、この場合は左側であり公判の図では“下側”になる) K氏が割り込んだあと 被↑ K↓ 植↑ ↑(電車の進行方向) ←その後、K氏や植草さんが、こちらの方に移動した? つまり、K氏の証言は「本人の頭の中の出来事」と「他の証拠による位置関係」にズレがある。 ◎このシナリオだと、K氏の証言は・・・ K氏は公判で、図にいろいろと位置関係を記入しており、その位置関係は公判で双方が確認しています。 ・弁護側は「右後方に植草さんは立っていたから、犯人とは別人」と言い、 ・検察は「真後ろに2、3歩じゃなく、右後方に少しだけの移動」とT氏の供述を変更 ・判決要旨では「記憶の限界」として、位置関係のズレを些細な事と判断しています。 ーーーーーーーー なにより、各自の本件車両内での立ち位置については、それを正確に記憶した上、さらに的確に表現することには限界があると言わざるを得ず、あいまいな点があったり、些細(ささい)なずれが生じてくるのはやむを得ない面がある。 ーーーーーーー つまり一審での事実認定や、弁護側の控訴審での主張においても、抗議後の騒動は、『車両の右側で起きた』という事です。検察、弁護、裁判官の全てがK氏の位置を右側という前提で話を進めている。 K氏は、公判で示された車内図の「上のドアから降りた」と言いました。 これは、先ほど述べたように「一審の事実認定」の騒ぎが、全体に右側(植草さんが、もともと主張していた場所)をベースに考えて、さらに右側のドアが開いたのであれば「大した移動もなく、そのままネクタイを掴んで降りた」というK氏の証言と合致します。 ただ一点・・・ 実際の蒲田駅では、反対側のドア(K氏が上と言った図では下側)が開きます。もしも、K氏が自分の体験をそのまま証言していたのなら、K氏だけが他の裁判関係者とは逆の事を言っていたことになり、事実認定がもっと混乱すると思います。どこかで、K氏が「話を合わせている」と疑うに十分だと思います。 ところで、K氏が「被害者と犯人の間に割り込んだ」部分ですが、その後の「そんなに移動していない」「ドアの先頭に並んだ」という前提で考えると T氏と被害者の間(77センチの空間)に立ち、さらにT氏の斜め前の別の女性を「おしのけて」植草さんの右腕を掴んだような状況になります。 つまり、T氏のすぐ前で起きた出来事だということです。それにしては、まるで「避ける」ように逮捕者(私服発言のあたり)について証言をしない(させない)かったのは、どうしてなのでしょう? これは重要だと思います。 是非ともネットで「K氏の友人」を吹聴している、三頭身さんにK氏が何と言っているのか聞いてもらい、「右だったのか、左だったのか」を教えていただきたいですね。 三頭身さんは「Kを疑う擁護のウソを論破するため」に、熱心にネットで活動されていると、その動機をおっしゃっています。 ーーーーーーー 14 :三頭身 ◆topiKRzDeQ :2008/05/20(火) 19:04:02 バカの相手は面倒だが、答えておこう。 K本人から聞いているから歪曲のない正確な情報は持っているとは思う。 が、バカ擁護のように些末な一語一句に拘泥する程には詳しくはないね。w バカ擁護の存在に気づかなければ書き込む必要もなかった。 僅かながらでも馬鹿に影響される者が出ないように老婆心から書いているんだよ。 ーーーーーーー 老婆心ついでに、是非「K氏のおことば」を、三頭身さんが返事してくだされば、より、真実がハッキリすると思うのですが。 2008/05/24(Sat)15:07:06 編集
by mojo_on
| 2008-05-24 21:36
| 逮捕者K氏の考察
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