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2009年 02月 21日
分かりやすいと言うことをおっしゃってくださる方がいたので、
こちらにも転載しておきます。 ★民事判決:話がおかしくない? NAME: mojo 問題になった記事は「2004年5月」で、これは「品川事件の直後」です。 民事で争う理由として、植草さん側としては「マスコミの洪水のような報道が、刑事裁判に少なからず『影響』を与えた」からこそ、「事実を確認しない報道」で著しく名誉を傷つけられたと問題にしたのです。これが本題です。 その本題を、すり替えたというのが、今回の「逆転有罪」の判決の問題点です。 山本裁判長は、 ・・・・・・・ 「元教授が条例違反で3度続けて有罪判決を受けた」ことから ↓ 「記事内容は、真実と認められる」と判断した。 ・・・・・・・ 単純に、これはおかしいでしょう。 この記事が出たのは「2004年5月」なので、まだ逮捕されて間もない頃であり、 (1)品川事件そのものは、まだ「裁判」も始まっていない (2)「98年の事件」は、その公判で初めて出て来た話 (3)「3度目」の有罪は、それから2年後に起きた事件(蒲田)の話 問題の記事が出された時には、少なくとも公には「一度も“有罪”判決は(捜査関係など、一部を除いて、世間で知る人は)存在していなかった」ということです。 仮に、サンデー毎日が「98年の事件」をリークされて知っていたとしても、「過去の事件」はその1件のみであり、サンデー毎日が「業界で有名」を正当化するには「それ以外の例」を出す必要があります。(単に「人から聞いた」だけで垂れ流す報道だからこそ『名誉毀損』なのです。) ◎裁判官まで 結局、事実関係を何ひとつ提示出来ないのに、『未来の判決』を、“過去”の報道を正当化するために『反映』させるのは、非常に問題があると思います。少なくとも「公平な判断」からは著しく逸脱していると言わねばならないでしょう。 この山本裁判長の『論理』だと、(報道当時には、そんな“事実”を提示できなくても)10年後、20年後に何か問題に“巻き込まれれば”それを根拠に「さかのぼって、過去の“記述”は真実と言える」となるので、この毎日新聞に肩入れした判決は、非常に「恣意的な判断」だということは明らかです。 刑事事件の不当判決が「いい加減な報道によって、世間や裁判に影響を与えた」ということを問題にしているのに、その「影響を受けて歪んだ判決」を根拠に「いい加減な報道」ではなく「真実だと言える」じゃ、なんか話が『堂々巡り』してないかい??? 2009/02/20(Fri)17:29:25 編集 ★不思議な『民事敗訴』・・反面、植草さんのブログ10万越え NAME: mojo 『人気急上昇中』の植草さんのブログ、ついに10万を越えました:吃驚(ビックリ) ところで、植草さんの民事裁判、逆転で植草さんが敗訴だそうです。 (判決の内容は、いずれ分かるとは思いますが、今回はその周辺事情のほうを・・・) 不思議な感じなのですが、最近ちょうど色々騒がしかった『背景』を考え合わせると、まぁ「理解に苦しむ判決」ではありますが、これまで私たちが主張している、植草さんを巡る一連の出来事が >単なる痴漢事件ではない を、皮肉にも裏付けているのかもしれません。 記事のネタ元というか、より「具体的な情報源」の有るように臭わせた記事のフライデーや女性セブンが事実関係を「立証できない」としてすでに解決しているにも関わらず、唯一サンデー毎日(毎日新聞社)だけが「不服」を申し立てていました。(むしろ、サンデー毎日の「親交のあるエコノミスト」ってぐっちーさんだとも言われています。) (ちなみに、植草さんはぐっちーを知ってはいるけど「親交がある」とは思っていないようですが、以前からぐっちーのほうが「親交がある」と吹聴していたようです。例のブログの「ウソ記事」でも、まるで弁護団の一員かのようなウソを書いてましたし。) 「毎日新聞」と「ぐっちー」は、植草さんのブログでも『因縁のある間柄』ということです。どうも植草さんに個人的な恨みは無いようなので、『それ以外』の事情があって、植草さんを中傷する必要があったのでしょう。 ◎キーワードは『御用マスコミ』 それにしても、このサンデー毎日だけが『控訴』というのには、当時から違和感がありましたが、「高裁で勝てる」という自信でもあったのでしょうか? と、なると、「毎日新聞社」や「読売新聞社」などの『報道姿勢』も考慮する必要があります。 先週からの「小泉発言」とそれを批判した「中川大臣バッシング」に『熱心』なマスコミと同じ社なのですが、報道姿勢に「違和感を感じる」と、少し前にコメントしたことがあります。 >麻生政権バッシングに、むしろ熱心なのが、毎日新聞や読売新聞というのがひっかかる。 >この読売や毎日は、「中川秀直氏」の人脈につながっており、いわゆる「構造カイカク派」の応援団 総裁選で、この人たちは小池百合子議員を推して、主流からは外れているので、小泉氏の力を借りて勢力挽回を狙っており、その「応援団」である、読売・毎日が率先して「麻生バッシング」を煽っていたという構図が見えてきます。 (それを裏付けるように)今回、中川大臣の問題でも、実は報道などに「怪しい動き」があったので注目していました。 >中川財務相:G7昼食会抜け出し、同行記者とワイン ttp://mainichi.jp/select/today/news/20090218k0000m010139000c.html ttp://asyura2.com/08/hihyo8/msg/656.html どうも、直後から「読売新聞の美人記者と飲んでいた」という『情報』を、やたらとネットに貼付ける行為が目についていた上に、上記の毎日新聞の記事も、少々『恣意的』な記事に思えました。 【“違和感”のポイント】 (1)(上の毎日新聞の)記事の最後に >毎日新聞の記者は、中川氏との会合には、いずれも出席しなかった。 と書いてあるにも関わらず、まるで“見て来た”ような記事・・・誰か、詳細に情報を流した人物(財務省スジ)がいる (2)署名の無い記事である→つまり、記事そのものの「責任の所在がハッキリしない」 (3)会見「仕切り」の言い訳を、どうして新聞が? ーーーーーーー 中川氏は「打ち合わせは仕事であり、酒を飲むことはない」としている。だが、午後3時45分からの内外記者会見の前にはすでにろれつが回らない状態だった。政府・与党からも「あんな状態の中川氏になぜ会見させたのか」と財務省の対応を疑問視する声も出ているが、「G7という世界が注目する会合であり、すでに会見の時間も設定されていた。欠席させればよかったというのは後知恵で、とうていできる状態ではなかった」(幹部)と財務省は説明している。 ーーーーーーー この記事は、明らかに「中川氏個人」に責任をかぶせるための『誘導』ですよね。 >欠席させればよかったというのは後知恵 この財務省の「幹部」の話を元にすれば、会見前にすでに大臣が「おかしい」と周辺は知っていたし「チョット危ないかも」という考えも頭によぎったような言いっぷりです。にも関わらず、周辺のスタッフは会見を止めさせなかったということになります。 「会見の中止」と「世界に醜態を晒す」・・結果的に、どちらが良かったのでしょうか? 常識で考えても、あの「醜態」を世界に配信されるよりは、中止するほうが正しい判断であり、(毎日新聞の記者に話した)この財務省の「幹部」は、「会見中止の選択肢」を排除しているようなので、間違いなく『危機管理』の能力では“落第”です。 どうも、今回の「植草さんが敗訴」というのは、唯一毎日新聞社が「不服で控訴」という、他社とは違う対応をした時点で、「逆転できる」だけの自信があったのかもしれません。もしかしたら、永田町のほうから「任せておけ」という神の声でも聞こえたのかなぁ(笑) いずれにしても、「現職警察官のリーク」を元に書かれたフライデーなどの他の民事訴訟でさえも、事実関係を『立証』できなかったのに、 ★★★ 毎日新聞社だけが ★★★ どうして、新しい事実も出ない状態で「逆転勝訴」という判断になったのか??? ◎残念といえば残念ですが、果たして・・・ ここのところ、「志布志事件/富山の冤罪/高知白バイ/御殿場事件」など、多くの「冤罪」の事例が知られてきており、(植草さんのまで)こんな偏った判決を出してしまうと、それこそ「裁判って何?」ということになってしまう。 例えば、今後「御用マスコミ」や「与党系の宗教法人」を優遇するような判決を裁判所が出しているようなイメージを国民が持ってしまうことにつながってしまうようになってしまうと、国民の信頼を損なうことになりはしないでしょうか? 今回の民事の結果によって、むしろ、刑事裁判の「一審・二審は有罪」という判決を、逆に『軽いもの』にしてしまったということです。(裁判官のスタンスで、判決が、いかようにも変わるということですね。) マスコミの「小泉ヨイショ」が『異様に映る』現状で、小泉ヨイショの中心の毎日新聞社側が勝訴というのは、まるで植草さんを陥れるかのような「おかしな判決」に映るでしょう。 少なくとも「かんぽの宿問題」で、植草さんのブログのアクセスが10万を越えた現在となっては、少なからずこの判決が『反発』を買ったのは間違いないでしょう。 2009/02/18(Wed)22:21:34 編集 ★植草さんは「不当」と断言 NAME: mojo 植草さんがブログで、今回の判決の感想を書かれています。 http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-98ec.html 私たち支援者としては、 >多くの心ある人々が、「真実」を見つめて、支援の声を発してくださっていることが大いなる励ましになっている。この場を借りて、心より感謝の念を表したい。 ということなので、検察相手の「刑事」はおろか、民間人同士の「民事」でさえも、裁判所が(裁判官によっては)信じられないような判断を下すことがあることが分かった以上、私たち市民からみて「これは、おかしな判決だ」と感じる、その“感覚”のほうが『正しい』場合も現実にあるということです。・・・だからこそ「司法改革」のために「市民の参加」をしてほしいという話になったのでしょう。 刑事の一・二審の裁判官や、今回の高裁の山本博裁判長のような、偏った『判断』をする“職業”裁判官が下す判決が、あまりに「市民感覚との乖離」が目に余るということです。 ーーーーーーー 第一の問題は、記事における名誉毀損の対象となる「摘示事実」を裁判所が独自に解釈し、まったく別の表現に置き換えていることである。裁判所が置き換えたのちの「摘示事実」は、「事実」ではなく、「論評」である。 第二の問題は、「摘示事実」を裁判所が突然示したような表現に置き換えることについて、まったく審理が行われていないことである。「審理不尽」の問題が存在する。 ーーーーーーー このような点で、「不当な判決」だと判断していらっしゃるようです。いわゆる『論点のすり替え』というヤツですね。(前提となる定義を自ら変えて「それと合わない」とする“手法”ですね。私たちがよく目にするのは、テレビで与党の議員さんが苦し紛れに使う手です。) 確かに、今回の判断は、(判決を喜ぶ)アンチが「画期的」と書いていたように、これまでの「名誉毀損裁判」では『特殊な解釈』のようです。 >このような「摘示事実」の置き換えは、過去の名誉毀損民事訴訟における判例に違反するものと考える。 これは、十分『上告の根拠』となるでしょうね。 そして、最高裁でまたまた「ひっくり返る」ような事態になったら、今回の「逆転判決」をした東京高裁は、 >控訴審においては、10分程度の審理で1回結審しており、今回の東京高裁の判決は不当極まりないものと言わざるをえない。 このような、いきなり「判決」というやり方が、いかにも「結果ありき」だということを、上級の裁判所からも批判されることになります。 そもそも、一審の判決を「ひっくり返す」のに、「1回で結審」というのは、この裁判“手続き”そのものに、首をかしげざるを得ない。 確か、刑事裁判の二審の「田中康郎裁判長」も、一切の証拠の検証もせずに『有罪判決』でした。普通の市民でさえも「おかしいかも?」と感じる事件を、まるで「問答無用」という感じです。 東京高裁って、全体にそんな感じなのかなぁ? (司法の信頼回復のためにも) 最高裁には、くれぐれも公正な判断を下していただくことを希望します。
by mojo_on
| 2009-02-21 09:34
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