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2012年 04月 27日
私も、今回の判決はギリギリまで(石川さんたちのケースがあるので)有罪判決が出される可能性を疑っていたので、単純に有罪・無罪という「判決結果のみ」としては、普通によかったという感想です。
確かに、どちらのスタンスであろうと、この結果が「レアケース」であるのは間違いないでしょう。 良くも悪くも小沢一郎という『超有名人』を被告とする裁判では、マスコミにとって不都合(=権力に不利)な内容が出てきても、全く無視することもできず、ヘタをするとそれがさらにネットなどで「マスコミはやっぱり怪しい」となるために扱わざるを得ないということで、既得権益勢力にとって最大のヤマ場である「小沢本人の法廷」で、逆に「検察のねつ造」などの情報がたっぷりと世間に出してしまうことにつながりました。 私は、検察や捜査側の杜撰なえん罪の中で比較すれば、「妄想調書」だの「無罪証拠隠滅」など、普通に“やっている”事で、単にそういう情報が「広く世間に」知られたかどうかの違いだったのだと思います。 加えて、もしかしたらさらに無罪判決のウエイトが大きかったかもしれないのは、やはり石川さんの「隠し録音」が公にならなかったら、裁判官も水掛け論的に検察官の言い分を認めたのかもしれません。 More #
by mojo_on
| 2012-04-27 10:59
| 司法問題
2012年 04月 09日
私が先日、特に政治などに興味の無い人に
>「きとくけん」って、誰を指すと思う? 即答で「おやくしょ」と返ってきました。 よしよし・・・ 世間の認知も、やっと我が国の現在の疲弊の原因(=ガン細胞)が、霞ヶ関を中心とする官僚・マスコミ・大企業を中心とする人間たちによって、私たち庶民が食い物にされていることを実感しているようです。 すでに「グリーンピア」などの厚労省や社保庁の一連の不祥事が問題視された頃から、ジワジワと増えていたのは事実ですが、今とその頃で決定的に違うのは、「小沢事件」や「原発報道」によって、マスコミの報道で「世論誘導」することが難しくなってきたということでしょう。 それが証拠に、ヒステリックにマスコミが騒いでいる“ネタ”ほど、国民がシラーっと冷めた目で見ているような事象が目立ちます。 More #
by mojo_on
| 2012-04-09 16:32
| メディア問題
2012年 03月 03日
なんだか、「菅直人」あたりから、セコイ・・・というか、安いお芝居ばかりになって、それが私などには全く「読み解く」ような関心を持つ話題が無くなったというのが正直なところです。
まず、野田現首相については、たいした総理寿命はないまま菅直人氏と同じで、みっともないしがみつきをするだけのような気がします。(そして、政治家としても“上がり”で終わり。) 何が言いたいかというと、メディアが大騒ぎ(と、自分たちで吹聴している)野田総理と谷垣総裁の密談の話です。 これは、私の判断ではシナリオは総理のバックにいる「官僚」か「官邸周辺」が考えた『浅知恵』なんだろうなぁと思います。 根拠のひとつは、大騒ぎしているのが「記者クラブ・メディア」が中心で、その人たちが「官邸周辺によると」とか「与野党の関係者によると」と情報ソースをボカしていることです。 「与野党」とはいえ、報じられた記事の細かい部分を見ていると、 >谷垣側近の逢沢一郎は、『官邸は信用できない!』と怒り心頭でした。 >「極秘会談がもし本当に行われていたとしますよね。これはもう信頼関係は崩れていると思いますよ」(自民党・安倍晋三 元首相) 批判的な安倍氏のコメントとして「もし本当に行われていたとしますよね。」ということは、安倍氏はあくまで「報道」の話に乗っかっているだけだと分かります。 むしろ、谷垣氏に近い人間は「官邸は信用できない!」と怒っているということは、何か、そこで谷垣氏が側が「騙された」からだということです。 可能性としては、以下の二つ (1)極秘会談で「絶対に外に出さない」という約束を破られた (2)本当に「会ってもいない」のに、何者かがマスコミに「デッチアゲ」で、極秘会談があったかのような情報を流した。 ひっかかるのは、誘導ケースでよく見られる >「全面否定しちゃったけど、証拠が出てきたときには谷垣さんはもたなくなるぞ」(自民党・閣僚経験者) これも、小沢さんの西松のときに「秘書逮捕は入り口、“隠し球”があるハズだ」と同じで、マスコミの得意の「思わせぶり文章」をわざわざ入れているところが(私などは)逆に、過剰演出っぽく見えてなりません。・・・現に、小沢さんの裁判では「期ずれの共犯」などという、出だしよりも縮小し、逆に「検察の犯罪」がクローズアップされてしまうハメになっています。 私は、小沢さんの西松事件や睦山会事件の時と同じで、谷垣さんが >「(Q.25日の正午前後にどちらで何を?)我が家におりました。断固話しません。会ってない!」(自民党・谷垣禎一 総裁、1日) かなり強く否定していた姿が印象的でした。 これは、平気でウソをつくなど、官僚なら良く有ることかもしれませんが、政治家がここまでキッパリ否定する場合、「よほど守るものがある」か「本当に無い」かだと思います。 この場合、谷垣さんも野田総理も「否定」していながら、周辺(それも、官邸とか民主党)が「思わせぶり」な言い方をしているところに『真相』があると見ています。 気に入らないから「本当」か「ウソ」か分からないけど攻撃してやろう・・・ 私たちは、どうしてもこのような心理に動かされてしまい、それが「思うつぼ」になって世論コントロールをする人間を利することにつながるような愚かな言動はつつしむべきです。 小沢さんだろうと、谷垣さんだろうと、彼らが(権力がマスコミを使って)大声で騒ぐ声に真相をかき消そうとしているのであれば、私たちは逆に「それは本当なのか?」という側面から、弱者の声に耳を傾けるべきだと思います。 今回の「記者クラブ・メディア」が、いかにも「谷垣がウソつき」みたいなムードを作っているというのは、逆に構図から考えて「役所のお墨付き」があるからこそ、大騒ぎしているからだという証拠でもあります。 つまり、「増税路線」の菅→野田路線を応援している役所が、裏で一枚かんでいるからこそ、メディアも「会談があった」ことを、さも真実であるかのように伝えているのです。・・・でも、この数年メディアと検察は平気で「でっちあげ」をするものだと、ネットの人間なら常識だと思います。 ところで、では、今回の騒動の真相(または目的)は何なのでしょう。 こういう時、分かりやすいのは、真相とは別に最も「乗っかっているヤツ」の言動に、そのヒントが隠されているものです。 と、いうことで「sanke」新聞から ttp://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/172.html ーーーーー 野田佳彦首相と谷垣禎一自民党総裁の極秘会談により、消費税増税関連法案の成立と引き換えに衆院を解散する「話し合い解散」が現実味を帯びる中、「増税反対」を旗印に倒閣を唱える小沢一郎民主党元代表は孤立しつつある。 3月1日夜に日本料理屋で行われた小沢系衆院1回生の「北辰会」メンバーとの会食。小沢氏は、いつも通り笑顔を絶やさなかったが、極秘会談に関しては「首相が話し合い解散をしようとしても自民、公明は乗ってこない」と語っただけ。かえって焦りの色がにじみ出たともいえる。 小沢氏は2月21日から3月1日まで計6回も中堅・若手議員と会合を繰り返した。酒を酌み交わした議員は計約75人。政府が提出予定の消費税増税関連法案の採決時の造反や、内閣不信任決議案への同調を視野に足場固めを急ぐ。 そんなさなかに発覚した極秘会談に、選挙基盤が弱い若手議員は動揺した。その多くの後見人である小沢氏は絶対に解散を避けたい。だからこそ消費税法案を葬り去った上で内閣を総辞職に追い込むシナリオを練っていたのだ。 だが、もし首相と谷垣氏が手を握ればこのシナリオは通用しない。小沢グループが結束して造反しても焼け石に水となるからだ。 極秘会談により、解散は現実味を増した。首相が解散の腹を固めたならば小沢氏は受けて立つしかない。小沢氏周辺はこう語った。 「解散という言葉が表に出た以上解散の流れができるだろう。小沢氏は今後は解散に向け本腰を入れることになるのではないか」 ーーーーー この文面で笑ったのが、 >小沢一郎民主党元代表は孤立しつつある。 >「自民、公明は乗ってこない」と語っただけ。かえって焦りの色がにじみ出た >小沢グループが結束して造反しても焼け石に水となるからだ。 このように、文章の前段とまったく無関係なキーワードを入れるというのも、見苦しいというか、浅いなぁと言われても仕方がないくらい妙な記事になっています。 この文章を書いた記者が「孤立」とか「焦りの色がにじみ出た」「造反しても焼け石に水」と妄想するのは勝手だけど、公の記事にしてしまうと、その「会社」そのものの評価が落ちるということも、会社の人間としての意識を持った社会人の常識的なものを身につける必要があるような気がします。 今回、有ったのか無かったのか分からない「極秘会談」が、さも有ったかのように吹聴している、その“情報源”が、マスコミ自身が「官邸」とか言っていることからも、そちら側から流されているのは確かでしょう。 そして、この会談報道によって、全く利することのない「谷垣総裁」はダシに使われただけだということです。 (現に、政治やマスコミなどのB層的な人たちが、さも「極秘会談で解散が現実になった」と浮き足だっている人たちによって、逆に民主党と自民党の大連立は遠のくほうに働いている。) 野田首相にしろ、民主党の現執行部の人たちは、本心では任期ギリギリまで解散はイヤだということで、むしろ岡田氏がよく口にする「自民党のせい」というパターンにする、良い口実になると期待しているのは間違いありません。 加えて党内事情も、マスコミが騒ぎ立てることで、 >だが、もし首相と谷垣氏が手を握ればこのシナリオは通用しない。小沢グループが結束して造反しても焼け石に水となるからだ。 こういうムードを作って、小沢さんになびく議員に「脅し」をかけるために、無関係な野党を利用し(さらに、許せないのはマスコミに吹聴して、谷垣氏を「ウソつき」呼ばわりしていること)人間としてさえいかがなものかという行動を平気で行って何とも思わない政治家が存在していることでしょう。 これは、「原発は100%安全」と国民をダマし、いざ爆発したら「メルトダウンはあり得ない」と言い、何ヶ月もウソをつき続ける『役人』と、菅氏や野田氏などの「増税派」が人間性としては同種だということです。 今回のような茶番は、「反増税派」の政治家なら、どんなに不利な状況であっても、そこに役人の入れ知恵で「任せてください、マスコミに“風”を吹かせますから」と甘言があっても、決して耳を貸さないような質の低い策略でしかありません。 そういう事を「良し」とした野田首相や増税派の政治家は、今回のことで重い十字架を背負うことになったと私には映っています。 さすがに今回ばかりは、谷垣さんの『名誉』を守るために、一言、言及しておきます。 #
by mojo_on
| 2012-03-03 01:02
| 個人の記事
2012年 02月 28日
私は、植草氏の事件や裁判を通して、我が国の「裁判制度」がいわゆる「一般常識」に沿った判断をしているとは言いがたいということを実感しました。
そして、その「ズレ」がどこから生じるのかというと、植草氏を応援するブログのゆうたまさんが当時書かれていた * * * * * * * * * 判決文の書き方として(修習生時代の教育で)裁判官は、「有罪」か「無罪」を最初に決めて、それに合う証拠を揃えて、つじつまの合う文章を書く。 * * * * * * * * * 我が国の裁判所では、上級・下級、地方・首都圏を問わず、どこの裁判官も、こういう発想が基本にあるということを、まず押さえておいたほうが良いでしょう。 戦後、我が国が「民主主義国家」として生まれ変わったという建前ですが、実際の国を運営する機関である役所の仕組みは(GHQの統治に便利だったということで)そのまま温存されたことが、現在の悪弊の元凶になっているというのは間違いありません。 司法も、戦中の「特高」的な、拷問でゲロさせるような取り調べが当たり前のように行われ、郵便不正や睦山事件どころか、多くのえん罪事件で、検察や警察の「証拠のねつ造」が普通に行われていても、それを『追認』する裁判所によって証拠として認められて有罪判決が出されてきたことが、捜査側の違法行為を増長させることにつながってきたのだと思います。 そういう意味では、裁判所も国民から批判されるべき立場なのは当然です。 More #
by mojo_on
| 2012-02-28 12:21
| 司法問題
2012年 02月 07日
最近、テレビでは特定の「企業PR」の番組が盛んですが、上位10位を当てたり、グルメ評論家がランキングを決めたのに企業の担当者が落胆する姿などを面白おかしく映し出したりと、そんなにお金をかけないで「それなり」の工夫をしているようです。 ただ、先日駅でおみやげを買おうとしたとき「××で1位をとりました」なんて書いてあり、商品がテレビ番組で取り上げられる効果は、かなり大きく売り上げに貢献するのは間違いないでしょう。 そのテレビですが、タイアップした企業を持ち上げる番組作りをするのは当然ですし、だからこそ高いお金を出してPRする意味も生まれてくるでしょう。 ただ、霞ヶ関の省庁などをテレビで取り上げた場合、もしも「タイアップ」であれば、テレビが貰うお金は税金から出ているということになり、税金を“払う側”である視聴者からすると、自分たちの出したお金で役人を賛美する場面を見せられるというのは、何ともビミョーな気がしてしまいます。 一度、日曜の早朝の番組で、某省庁の仕事の紹介をしていました。 その番組で、新人さんが「国会対策」でどんなに苦労しているかを、密着風に取材していましたが、私がおもしろかったのは10人以上が一つの部屋で椅子に座って「読み合わせ」のようなことをしていた風景です。 「我々は、こんなに大変な仕事をしています」 と、アピールしていましたが、その内容は「過去の言い回しとの齟齬がないか」とかを、細々と先輩から指摘されるということの繰り返し・・・ 高い人件費をかけて、大人数でやることにしては、あまりに内容がお粗末に映ったのは、役人の感覚と一般人の感覚の違いなのでしょうか(笑) 正直、「過去の答弁との整合」などは、むしろコンピュータにやらせた方が効率が良いし、公務員の人件費って、もしかしたら「人数そのもの」を、十分削減してもやって行けそうな印象です。 (そういえば、これは私が本人から実際に聞いた話なのですが、半年契約で役所に採用された初日、コピーを20枚たのまれ、それをパッパと終わらせたら「今日の仕事をそんなに早くやったら後はどうするの」と叱られたそうです。) まぁ、途中でクビにできないのなら「始めから採用数を減らす」というのが最も簡単な(そして、国民に増税を求めるより先にやるべき)ことだと思います。 More #
by mojo_on
| 2012-02-07 12:32
| 個人の記事
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