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2009年 08月 17日
酒井法子さんの件は、当初「ヒステリックな報道」のほうが気になっていましたが、少々複雑な状況になってきたようです。 現在の報道によると、夫は妻のことを「4年以上前から、一緒にやっていた」と供述していると・・・警察発表を元にした記事では・・・報じられています。 例えば、自分が「薬物不法所持」で警官に捕まりそうな時に、『自分と一緒にやっていた』ことを知っている相手を、わざわざ呼ぶでしょうか? 例えば「妻もやっている」のを知っていれば、むしろ「ヤバイから来るな!」と言うでしょう。そして、「知り合いの弁護士さんを、呼んでほしい」と、わざわざ酒井法子さんまで来させるようなことは、むしろ夫と妻が『ヤク仲間』なら、むしろ来させないようにしたでしょう。 でも、妻は「男性」と一緒に来て、夫の逮捕にショックで泣き崩れたと報じられています。 知り合いに聞くと「警官は、チョットでも怪しいなら、絶対に帰らせない。逆に『じゃあ、一緒に行きましょう』と言う。」 結局、警官が妻のほうは戻したということは、その時点では『念のため』のやり取り以上の意味は無かったのでしょう。 私は、当初『逮捕状を請求』と報じられた時、「ああ、これで出て来ざるを得なくなるだろうな〜」と思っていました。 むしろ、この段階では行方をくらました妻に対して、警察の『いぶり出し』だと思ったし、結局、弁護士さんを通じて「出頭したい」と言い、出頭してきています。 どうして、ノリピーは『失踪』したのでしょう? 私はむしろ、「ダンナが薬物で逮捕」されたら、清純派を売りにしていた彼女が、その後どうなるかというのを考えれば、一目瞭然・・・ 『マスコミの格好のエジキになる』 むしろ『失踪』というのは、マスコミから逃れられるためだったのでしょう。 私は「真実を、正直に話すべき」だということで、マスコミから逃れるのは本人の自由ですが、夫が薬物で逮捕された時に行方が分からなくなると「警察からの聴取」まで出来なくなるので、むしろ逆に怪しまれて、上記のように『逮捕状』とか『指名手配』になってしまうので、この点では、むしろ判断を誤ったと思っています。 ただ、夫が薬物で逮捕された場面でわざわざ本人が「やってきた」ことと、逮捕状が出されたことで「あっさり出頭」したことから見ると、彼女が『違法な行為をしていない』ような印象を持っています。 むしろ、今、出されている「供述内容」が、夫婦で合わないとかは、2つ前のエントリーで書きましたが『志布志のカレンダー』のように、時間とともに供述が『符合』していく事例と共通しているような気がします。要するに「事件性の無いこと」を事件化させて、マスコミによって『既成事実化』させようとしているように見えてならないということです。 そうなると、ここ3年ほど私が継続していた、一連の『植草事件』と構図が似てきて、単なる「芸能スキャンダル」とは別の側面があるということになります。 同時に起きた「押尾事件」と、「ノリピー騒動」でのマスコミの熱心さや「情報(リーク)量」そして、何よりも「マスコミが一丸となって、ノリピーを犯罪者に仕立てたがっている」というヒステリックな報道を見れば、何者かが『煽っている』のは間違いないでしょう。 ・「清純派」で売っていた女優が『薬物スキャンダル』 ・「知的なイメージ」だった植草氏が『ハレンチ事件』 今回、現行犯逮捕された夫が所持していた薬物は『微量』 (失踪して、誰もいない)部屋から見つかった薬物の量も『微量』 「近所の人」によれば、ヘンなニオイなど「製造」までしていた『別荘』から見つかった薬物も『微量』 この『微量』というのは、違う意味で重要なのかもしれません。 あと「尿検査」ではシロだったそうです。 その次に「毛髪検査」が報じられていますが、すでに『染めていたら、検出できない』などという“情報”が、まるで「出なかった時の言い訳」のようにメディアで伝えられています。 植草氏のケースでも「繊維鑑定」で、唯一手に付着していた繊維が駅員の制服と「極めて似ている」ことから、手に被害者の繊維が全く付着していなかったからこそ、追加で「スーツ」や「ネクタイ」を鑑定してネクタイに付着していた「見た目が似た青い繊維」が、自殺未遂で手から移ったという、妙な解釈で、検察は「触っていたのは事実」だと主張していました。 「手に付着していた繊維が『残らず』ネクタイに移る」 こんなことが有り得ないことは、科捜研の研究員も十分承知でしょう。 要するに、捜査側やメディアは、ノリピーから『薬物反応が出なかった時』のために、それでも『グレー』として、犯罪者ということを既成事実化する準備をしているということです。 ところで、テレビで頻繁に流される『クラブでの、踊っている映像』ですが、テレビでは「自称目撃者」やコメンテーターが「ラリっているのは一目瞭然」的な話の根拠として使われています。 ーーーーー 先の動画は06年のものだが、この頃から夫と国内や海外の「クラブイベント」に出席しているという目撃が相次ぎ、酒井容疑者のハイテンションな様子を写した多くの写真がアップされている。 ーーーーー ↑ マスコミが、このようなムードを煽っているのは確かです。そして、同時に「目撃談多数」ということが、まことしやかに伝えられる・・・ 確か、みのもんたの番組では「不二屋」の元従業員という人が出て来て「チョコを再利用」とか発言していたのが『捏造』だったことが問題になりました。 日本テレビでも、つい先日「バンキシャ問題」で、BPOから『検証番組』を放送するように言われており、結局一週間延ばして、24日の放映予定になったようです。 つまり、「テレビ&ワイドショー」でインタビューを受けて「いかにも」な話をする人たちの中には、場合によっては、上記のような人を『意図的に』用意して(映像とともに)局に提供している人が存在するという事も、テレビの裏側ではあるのかもしれません。 似たようなケースで、私が一番印象深かったのは「秋田の事件」で、当時、隣人として顔を隠して、やたらと「鈴香被告の素行の悪さ」のインタビューで登場する人が、実は4人の男女が交代で出ていたことです。 そして、その人たちの中には、地元の警×の上層部の『身内』だとも言われていました。特に、日没後真っ暗な「橋の欄干にたたずむ親子」を目撃したという夫婦(実際は、嫁の目撃をダンナがインタビューに応じる形)などは、最初は「欄干の上に乗せていた」が、高すぎるとなると「実は、しゃがんで覗き込んでいた」と変わるなど、むしろ『そんな事実は無かった』と思われても仕方ないような内容でした。 「秋田の事件」に関しては、この「インタビュ−に応じた4人」が、今度は「裁判でも証言」したようで、仮に言われているように「警×の身内」だということになれば、その証言は、植草氏で言えば「青木巡査」とほぼ同じ構図となります。 ところで、 友人から「あの映像って、ノリピーがDJやっているよね?」と言われて、「ラリっている映像」ではなく「イベントの映像」だと気づきました(笑) 問題の動画そのものが、 ーーーーー YOU TUBEサイバーのりピー動画が日本音楽事業者協会が肖像権の侵害にあたるとし、同サイトに配信停止を要請する方針。 ーーーーー つまり『個人の撮影』ではなく『著作権』で保護されている映像だということです。 少し調べて分かったのですが、あの映像そのものは「nightscape.info」というところのイベントだったようです。 ttp://www.nightscape.info/ ーーーーーーー 東京都内のクラブ情報やイベント情報をベースとし、クラブ系のエッセンスを取り入れたファッション・トレンド・ビューティー&ヘルス・ライフスタイルの提案サイト。クラブ情報やファッション情報を豊富に掲載。 ーーーーーーー YouTube動画でも、以下のようなコメントがついていました。 ーーーーーーー ■nightscape (※2006年)2/19(Sun) Ed Hardy Japan オープニング記念パーティー19:00〜24:00 at 六本木 VELFARRE あんどコメント:DJ VITALEがフロアを暖めたあとアイドルにして女優「酒井法子」(のりピー)がDJとして登場!! ウルトラハードなトランスミュージックを次々繰り出しフロアーは沸点に!是非動画でお楽しみください (※2006年)2/19(Sun) Ed Hardy Japan オープニング記念パーティー 19:00〜24:00 at 六本木 VELFARRE ーーーーーーー つまり、『清純派』のイメージとは違う『アクティブ』なDJ姿の「サイバー・のりピー」として、クラブ系を中心とした層に対する『商品価値』もあったのでしょう。 ただ、一旦「薬物スキャンダル」に巻き込まれると「カッコイイ映像」だったものが、一気に「これこそ、薬物常習者の証拠」として、マスコミの『メシの種』にされてしまう。 ただ、あの映像が「商品」だというのは、むしろ伝えるマスコミ側の人間のほうが良く分かっている上で、常習者と決めつけるような『誘導』をしているのは、商売優先だからなのか、それとも「犯罪者を仕立て上げる」ための片棒を、好んでやっているのかのどちらかでしょう。 それにしても、怖い世の中ですね・・・ 最近、私たちの間では「芸能界のご意見番」という人の評判が、かなり悪いのも、「ゴシップ記事」を事実かのごとくに鵜呑みにした上で『批判』するからでしょうね。 ◎「官邸?」それとも「・・・」 「イラク人質事件」 この騒動こそ、我が国での「世論誘導」に、メディアのみならず、ネットも利用価値が高いことに『権力側』が気づき「みごとに成功した」ケースです。 当時、本来なら「被害者」であるはずの若者3人が、なぜか『批判される側』になりました。それとともに、邦人保護をすべき国の責任を問う声がかき消されてしまいました。 この時、外国のほう・・例えばパウエル長官などによって、逆に誘拐された若者を擁護する発言が出るなど、どうも「日本国内」のほうが異様なムードだったのは確かです。 その高遠さんたち被害者が、例えば『自作自演』(←誘拐グループと日本の共産党が関係ある)とか、『自己責任論』など、どこからともなく流される情報をメディアやネットで増幅したことが、この『異様なムード』を作り上げたのは間違いありません。 例えば「一方的なネタ」を提供され、それを“そのまま”報道すれば、「ダレが得をするか?」も明らかです。 ところで、この誘拐事件が『アルジャジーラ』で放映され、日本人が人質に取られたことが公になったのは2004年4月8日です。 ちょうどこの日(4月8日)の午後3時ごろに、植草氏が品川駅で逮捕された『手鏡事件』が起きています。 植草氏の事件では、執拗に尾行した志賀警官なのに、焦ったのか「とってつけた」ような内容でした。むしろ「タイムリミット」があったのかもしれません。 ここに、当時の参考になる記事があります。 「人質事件:「家族への暴言」とともに流布された「自作自演説」の浸透も政府=官邸が主導 [フライデー4・30]」 ttp://www.asyura.com/0403/war52/msg/838.html ーーーーーー 『 なぜ、こんな耳を疑うような暴言を政府首脳が連発するのか。そこには不可解極まる、ある政府内の動きがあった。 「事件が発覚した直後のかなり早い段階から、『3人と、その家族の素性を洗え』という動きが一部のメディアにありました。同時にネット上には、3人があたかも事件を前もって計画していたかのような情報が氾濫しだした。誰が煽っているのかと情報源を辿ってみると、どうやらそれが、官邸周辺なのです。小泉首相の側近や警察の公安担当部門が、記者たちに『調べてみろ』と圧力をかけていたという形跡がある」(全国紙政治部記者) こうした「世論」を、率先して形成した張本人が、まさか政府だとは誰も思うまい。いま政府は、イラク現地での情報収集能力ゼロ、頼りはアルジャジーラと米軍のみ、という無能ぶりを曝け出している。外務省も、川口順子外相が「確認した」と“断言”した人質解放の報がガセだったり、逢沢一郎副相がイラク入りもせず「情報がない」と嘆いていたり、対応はお寒いの一言だ。 ところがそのウラで、彼らは特定の方向にせっせと世論を誘導していたのである。いかなる理由であれ、こんな行為は許されるはずがない。これは小泉政権が国民を完全に舐めており、実は民主主義を根幹から否定しているという、恐るべき事実を示している。 ーーーーーー >ところがそのウラで、彼らは特定の方向にせっせと世論を誘導していたのである。 政府にとって都合の悪い事が起きた際、国民の目を『本質から逸らせる』ために、何か事件をでっち上げる・・・そして、緊急事態に対応するために『公安』などが暗躍しているのです。 人質事件では「被害者や被害者家族」の周辺を、事件発覚後速攻で『スキャンダル・ネタ』を探し出す。 こういう実績(?)があるのだから、植草氏が「98年に迷防違反で示談」の事実を把握していた警察官が、植草氏が逮捕された直後に「あなたは以前、神奈川で・・・」と発言したのでしょう。 同じ日にアルジャジーラ映像によって、邦人が誘拐され、しかも「イラク」という微妙な場所ということで、公安が総動員されて『情報操作』のネタ集めをした同じ日の午後、著名な評論家の植草氏が「ハレンチ事件で逮捕」というのも、『公安の目的』という面から見た場合、もしかしたら国民の目を逸らすために急遽起こされた『事件』だったという見方もできます。 今回、本来なら単なる芸能人である、酒井法子さんが夫の覚せい剤所持に絡んで事情聴取を受けるのは、別に疑問でも何でもありませんでした。 ただ、事務所が「失踪届け」を出して、『★★★ 一旦、間が空いて ★★★』急に、本人が「覚せい剤所持・使用容疑」とともに、怪しげなリークが一斉に流れました。 このあたりから、「ンッ?」こんなにメディアが一斉にバッシング報道を始めたのは異様だなという感じがしました。 ・イラクの人質バッシング ・植草氏の一連の事件 ・西松建設の、小沢さんへのバッシング とくに、ヒステリックな反応になる場合、その逆に「トクするのは政府や自民党」ということまで考えると、今回の「ノリピー騒動」で「家宅捜索で“微量の”薬物が発見」あたりから、別のシナリオになったのかもしれません。・・・「失踪」をいいことに まぁ、薬物の具体的な「使用方法」に関しての、酒井法子さんの『供述』と言われるものを見ると、実際には「やっていない」か「上っ面の知識の話」っぽい内容も含まれているようです。 したがって「夫との供述が矛盾」というよりも「供述内容」として報じられている内容が、取調官とどのようなやり取りで出た話なのかというのも問題になるでしょう。 これはイコール「ノリピーが、使っていなかった」か「薬物使用方法に関して、全く知らない人」がリークした話がマスコミに流れているのかのどちらかでしょう。 司法改革のポイントとして話題になる「取調べの完全可視化」というのは、このような怪しげなリークによる弊害を解決する手段としても、捜査側、被告側、双方にとってメリットがあるのです。
by mojo_on
| 2009-08-17 13:29
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