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2009年 09月 05日
ここのところ、政治関係ばかりの話題ですが、今回は少し軽い話題を・・・
(以下、なかなか示唆に富む心理実験を二つほどご紹介します。) ◎二つの笑顔の実験(本物の笑顔と偽の笑顔) テレビや書籍で、二つの“笑っている顔”の写真を見て、「どちらが本当の笑顔か?」というクイズを目にされたことがあると思いますが、その二つの笑顔を見分けるポイントとして、 「ニセの笑顔」・・大頬骨筋が口の隅を引っぱり上げて、口元だけで“笑っている”ように見せる。 「本物の笑顔」・・この大頬骨筋とともに、目元(眼輪筋)が連動している。(頬が持ち上がるのとともに、目尻が下がったりシワが出る。) こういう「ナントカ筋」などの理屈っぽい話を抜きにしても、多くの人は生活している上で、普通に「ああ、愛想笑いだな」とか、相手の心理状態をある程度はキチンと分かるのが普通です。 ところで、研究者の間では、この「ニセの笑顔」のことを「パンアメリカン・スマイル」と名付けたそうです。(すでに無くなった昔の航空会社の名前。きっと、利用した時の乗務員の印象が強かったのでしょう。) ところで、ここからが本題です。 ある女子大の卒業生百五十人の協力を得て、長期の追跡調査を行い、彼女たちの健康状態/結婚/家庭生活/仕事/幸福感、などの報告を続けてもらったそうです。 その後、この女性たちの卒業アルバムに写った二十代前半の頃の写真を、上記のように「本当/ウソの笑顔」で分類したところ、大体半々に分かれる結果になりました。 おもしろいことに、パンナム・スマイル(ニセの笑顔)の女性と比較して、本物の笑顔の女性たちは、結婚生活が長続きし、幸福で健康な生涯を送っている比率が「はるかに多い」という結果が出たということです。 ある程度、若い頃から「この人はシアワセになる」かどうかは、推測可能かもしれませんね(笑) みなさんも、自分の知り合いの「笑い方」と「人生の送り方」を見比べてみるのも面白いかもしれません。 ◎「ツキ」を呼び込む人と、見逃してしまう人 もうひとつ、おもしろい心理実験を・・・ (ちなみに、イギリスの話なのでお金の単位がポンドです。) 実験の協力者に新聞を渡し、「この中に写真が何点あるか数えて報告してください」と依頼する。 実は、その新聞の記事には、中程に大きく目立つように「これを見たと報告した人には100ポンド差し上げます。」と書いてある。 その結果「自分にはツキが無い」と報告していた人は、写真を数えるのに夢中で、このメッセージを見逃すことが多かった。 ところが、「自分はツイている」と思っている人は、このメッセージを『実行』に移し、チャッカリ100ポンド得ることが出来たということです。 要するに、長い人生で見た場合、自分が「ツイている/いない」というよりも、本人の「やるべきこと」と「その周辺にあること」との距離の取り方の違いというか、その人の「やるべきこと」の周囲に時々寄ってくる『福の神』に気づくかどうかという、本人の心の持ち方が影響しているようです。 つまり、『福の神』が寄ってくる度合いそのものは、本人の「運・不運」とは関係ないのかもしれません。 むしろ、その『福の神』に本人が「気づくかどうか?」の違いが、結果的に「自分はツイていない」と嘆く原因の一つなのかもしれません。 (もちろん、まず「やるべきこと」をコツコツとこなしていることが前提ですが) 生真面目に「課題をこなすだけ」の人に比べて、「好奇心の強い人」や「積極的・活動的な人」のほうが、『福の神』に会える機会が多いということでしょうね(笑) まぁ、実際に周囲を見ても、「シアワセそうな人」というのは、大体上記の実験の結果と合っているような気がします。 あっさりした記事でしたので、久しぶりに「植草事件」について 「植草事件」で、ゆうたまさんのブログを中心とした『検証派』の議論を見れば明らかなように、 ・「初期報道(=警察発表)」の内容が、裁判での検察の主張と合わない部分がある ・本当は、ミクシィ女性の書き込みがネットで大きくならなければ、わざわざ目撃者T氏が「ネクタイを掴んだ」と証言しなくてよかった。 ・被害女性の「初期供述」と「公判供述」は変わっている(←非公開なので“ハズ”としておきます。) ・「検察の主張(T証言)」が真実だとすれば、被害女性はT氏と同じようなタイミングで電車に乗り込んだことになり、植草氏の乗ったあとに被害者が駆け込んだということになってしまう。 ・T氏が「すべて真実」だと仮定すれば、「被害女性が中央」というのは、彼女がウソを言っていることになるし、被害女性の「車両中央」が本当なら、T証言にはウソがある。 ・アンチの言う「間違いなく植草が犯人」というのは、彼らの「希望的な観測」が「公判での事実」を見る目を曇らせ「初期報道」のみを根拠に言っている。 ・多くの、本当の「一般市民」は、“そう”だとしても「どうでもいい」とならないアンチ(さらに、擁護意見を押さえ込む目的?)というのは、「植草=チカン」となってもらわなければならないという、むしろ積極的な『動機』が見えてきます。 ・アンチの活動を見れば明かなように、植草氏が冤罪だとして、どうしてもチカンと世間に思ってもらわなければ『困る』人が、現実に存在しているのは事実。 つまり、三年以上も擁護的な「ネットの風評」をアンチが気にするのも「故なきこと」ではないのです。 まぁ「もともと、オレは植草が気に入らなかった」とか、アンチがそれなりの動機があるのなら別ですが、「一般市民」とか「民間人」とか、私たち(=本当に普通の生活の人)なら別に触れる必要もないことを言ったり、三頭身のように「逮捕者の友人」とネットで言い、それは当然ネットでは「ウソじゃなければ証拠を見せろ」となった時に、K氏の当時住んでいたという住所を公表しました。 つまり、アンチでも特に熱心なコテハン・アンチは「事件の情報」を必要に応じて得られるような立場なのでしょう。 さらに、夏頃話題になりましたが、三頭身は事件直後に「逮捕者の友人」と書き込んだという話題からも、「同じ人間」が事件直後からネットで『工作』しているということも明らかになっています。 (ネット工作員、三頭身=七三/タンタン=ハイエナ=茶髪の話題) 我が国では、「司法改革」が必要なのは冤罪の多発が社会問題になるほど多いからです。 この冤罪は、誰に責任があるのかというと、それこそ警察・検察などの捜査機関(および、それを追認する現在の司法制度) ところが、我が国で「冤罪じゃないか?」と話題になりだすと、途端に嫌がらせが入るのは、別に植草事件に限ったことでもないし、「芸能人・著名人」とも限りません。・・・例えば、秋田の事件など ただ、これらの「嫌がらせ」を、同じ人たち(組織)が行っていると考えれば、要するに『失態隠し』という意味で『利害』というかメリットのある人たちがいます。 私は、ネットの多くの植草無罪説の「国策」ではなく、むしろ「現場のメンツ」という面から考えれば「損得関係」からも、植草氏を「犯人に仕立てる」ことでメリット、または逆に見て「無罪になると困る人」がいるのは事実だし、それと呼応するかのように、ネットでは「アンチ」という人たちが、いまだに「植草&擁護」の中傷活動を続けています。しかも、エキサイトのコメントのホストにハッキリ記録されていますが、事件直後の炎上から同じ人だったことも裏付けられました。 (「品川事件」の時には、ゆうたまさんのサイトには警×庁や神奈川県×などのホストがかなり多かったのが、今回の事件でピタッと登場しなくなったのは、「品川」〜「蒲田」の間に、直接アクセスするのではなく、串を使ったり一般に紛れるホストを「彼ら」が使っていることも間違いないでしょう。・・・そうじゃなければ、数は少なくなるにしても「ほとんど無くなる」ほどの変化は無い。) このように、ネットでのアンチ活動がいつまでも収まらないのも、植草氏が「犯人じゃないと困る人たち」が絡んでいると考えれば、今の「植草支持派」の盛り上がりはむしろ『火消し』をせざるを得ない、そう考えれば、全体の構図もけっこう分かりやすいのではないでしょうか? 植草氏も、すでに(不当判決とはいえ)収監される期間が半分を過ぎました。 結局、政権交代も実現し、秋以降には、さらに足利事件の再審や飯塚事件などを通して、科学鑑定を利用した、検察による「恣意的な解釈」の実態が明らかになるでしょう。そうなれば、それらが植草氏の「繊維鑑定」と全く同じ構図だということで、冤罪説を納得する人がより増えてくると思います。 これまでのいい加減な進め方が明らかになるにつれて、この裁判でも「植草氏は無実」だと感じていた人たちのほうが、検察の主張を否定できなかった裁判所の判断よりも正しかったことが裏付けられるとともに、いくら植草氏をチカンだと思わせたい人が頑張っても、それが「週刊誌レベル」の根拠しかなかったことから、今になって考えを変える人は出てきようは無いでしょう。 (少なくとも、世間が本当にチカンだというのが多数なら、ブログアクセスが日に数万とか、著書が売れたりはしません。)
by mojo_on
| 2009-09-05 11:37
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