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2010年 01月 19日
民主党に限らず、一般の事件でも「関係者リーク」が激しいのは「起訴まで」です。つまりリークの氾濫する時期にも意味があると思われます。
最近の派手な関係者のリークには、どうも単純な「被告を悪者に」に加えて、さらに「検察にメリット」がありそうなので、今回はそういう話題を・・・ その前に、直近の話題について一言。 昨日取り上げたのですが、鳩山さんの「検察と闘う」という言葉でさえ、自民党やマスコミがあんな風に『盛り上がって』しまうんですから、一部話題になっている『指揮権発動』なんかすれば・・・(笑) (「弱い犬ほどよく吠える・・先手は不利」に、もう少し詳しく説明していますのでご覧ください。) ttp://koufu.exblog.jp/11960103/#11960103 その民主党は「調査チーム設置」と報じられています。 「民主、捜査情報漏えいを調査 対策チームを設置」 ttp://www.47news.jp/CN/201001/CN2010011801000739.html これなどは「検察をけん制/対決」などという瑣末な話ではなく、むしろ自民党や霞が関との「全面対決の意思表示」と見るべきでしょう。 むしろケンカを「受けて立つ側」としては、かなりスマートな(考え抜かれている)戦略だなぁと、私などは感じています。 「検察の暴走」阻止のための『大人の知恵』←参考 ttp://koufu.exblog.jp/11924467/ 昨日の小沢さんの会見でも、「昨年も同じように言われたけど、ご存知の通り選挙では・・・」とおっしゃっていて、マスコミの「世論圧力」には、馬耳東風なのは確かです。 小沢さんになってからは、あらゆる手が「かわされ続けている」ことからも、マスコミの神通力もすでに通用しなくなってきている証拠です。 ここから本題です。 過去の「リークの具体例」として、植草氏の「示談7回のウソ情報」など、例えばJanJanのひらのゆきこさんの記事などを参考にしてください。 「植草一秀氏名誉回復裁判「女性セブン」が和解」 ttp://www.news.janjan.jp/living/0804/0804054329/1.php その植草氏の事件で、ゆうたまさんの「応援ブログ」にコメントしている時、青木巡査の証言に「おかしいだろう?」と疑問を出すと、急にアンチが出てきて私を罵倒する。こんなパターンが何度かあって「どうして?」と思っていました。 植草氏も、過去のインタビューや今回の裁判の際にも「検察官がネットを見ているようだ」と話しているし、応援ブログで(品川事件の公判で)JFKと名乗る人物が「検察だけしか知らない情報」を書き込んだことも話題になったことがあります。(そして、そのJFKは、「担当弁護士は無能で、検察が圧倒的に有利」とか書いていました。検察事務官かなにか?) (その他の例では、事件直後にマスコミ情報では出ていない、逮捕者の同僚(ミクシィ女性)の「ネクタイを掴んだ」という話が、実際の2回公判で検察側の主張として出てきて「あの女性、実在なのか?」と、私たちを驚かせた事や、三頭身が逮捕者の「住所」を示したりと、どうもアンチが「捜査関係」の情報を得ながら書き込んでいる疑いが、むしろ現実的になってきました。) 私は、植草氏を執拗にバッシングを続けるアンチの一部に「関係者」がいると、ずっと以前から言っていましたが、中でも文意というアンチが、しばらく私にしつこく食い下がっていたケースが印象に残っています。これは「弁護側目撃者の証言には、電車に乗っていたという『秘密の暴露』がある」というような私のコメントに、 「(秘密の暴露なら)キチンと証拠を出してみろ」 「言えなければ、お前のウソでいいんだな」 と、かなり執拗に、こだわっていました。 この弁護側の証人は、検察と真っ向から矛盾しているので、アンチからすれば「この証言はデタラメ」のハズで、わざわざ「個々の内容」にこだわる必要もありません。(アンチの立場は、それ以前に「すべてがウソ」なのだから) 私の言う「電車に居た証拠」を、アンチがあそこまでしつこく食い下がって知りたがった、その動機に興味を持ちました。 マスコミを騒がせ「冤罪かも?」と、ネットで議論をしているブログなどには、その事件の「関係者」が興味を持ったり書き込みをしている可能性が『ゼロでは無い』というのは、今や常識だと思います。(まぁ、あまりに質の悪い連投嫌がらせなどはバイトでしょうが) 一連の小沢さんの秘書や石川議員の逮捕などのように、マスコミも大きく取り上げるような事件が起きれば「世間のムード」や「擁護者の主張」は(支持者は当然として)もう一方の「検察側」のほうが、もっと興味があると思います。 今回の石川議員の逮捕では、ザ・ジャーナルのサイトに「普段来ない人」が荒らしにきて「信者」と罵声を書き込んだりと、ゆうたまさんのブログの炎上と似たパターンが起きました。 ちなみに、このサイトでは、いち早く「官報の4億円」が書き込まれたり、まるで「民主党発?」と感じるような、良質な情報が提供されるので、民主党を嫌いな人には「植草事件→応援ブログ」と似たような「目ざわりサイト」なのは確かでしょう。 応援ブログで、例えば被害者について「高校生が、夜10時に電車に乗っていたのはどうして?」とネットの声が出たら、2・3日後に「文化祭の準備だった」と、わざわざ(笑)スポーツ紙で「答え」が報じられるのも面白い。 これは、「秋田の事件」でも同様です。当時「橋の欄干は高すぎる」とネットで疑問が出ると「実は、しゃがんでいた」とか、「日暮れで真っ暗なのに」という疑問には「目撃者はヘッドライトで見えた」など、不思議な 『ネットとマスコミの、双方向の会話』 という現象が起きていました。 あと「ヒモで絞めたなら、手に痕が付いているハズ」という疑問にも、やはり2・3日後には「軍手を付けていた」と報じられました。・・・つまり畠山鈴香被告の手には、子供をヒモで絞めたような『痕』が無かったのだということが分かります。(客観証拠としては「痕が無い」ことのほうが重要です。) 秋田の事件を思い出すと、いつも久間三千年さんの『無念さ』を連想してしまいます。 このように、マスコミが「ネットの疑問への反論」を報じるということで、しかもその内容が「捜査官しか知り得ない」となると「関係者」がマスコミに話しているのは確かです。(マスコミがネットを見て、捜査官に訊ねた、または逆のパターンでも、「捜査情報→マスコミ」というリークによって、ネットの疑問を否定するような報道がされたのは確か。) ◎まとめ マスコミは「説明責任」をよく言います。 これは、民主党の言うように「容疑事実が分からないと」というのが正論です。 つまり「虚偽記載」なら、いついつの記載についてとか、「不記載」容疑なら「イヤ、ここに記載があります。」とか、キチンと「何について」が確定するまでは「せっかく答えたのに、容疑が変わった」となるのは、いわゆる 『後出しジャンケン』 だということです。 パックインジャーナルで、郷原さんがおっしゃっている、 検察対小沢 元地検郷原さんに聞く1・私がサンプロで4億記載を言ったので検察は説明を変えた(パックインジャーナル) ttp://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/776.html ーーーーー 郷原)昨日の逮捕事実を、私も今朝初めて知ったんですが、ずっと言われていた4億円不記載(「不記載」というのは収支報告書に記載しなかったという犯罪)かと思っていたら、そうではないんです。これ(借入先小沢一郎)ではなくて、これ(借入先銀行)と合わせて、トータルの金額が、形式的には入金があったと考えて、8億円になりますよね。8億円て書かなければいけないのに、4億円しかか書かなかったから、トータルと4億円違っていますと、そういう話になってしまった。 私が、サンデープロジェクトでも言ったし、日経ビジネスオンラインにも書きましたから、その後「まずい」と思ったのかもしれないです。このままでは、持たない。 愛川)持たない、というのは、これ(4億円不記載)を進めていったんでは、地検は持たないよと、無理だよと。 ーーーーー 捜査側にとって難しい事件ほど「リークが乱発」され被疑者側に「説明責任」をヒステリックにあおるのは、「相手の手の内」を出させることが第一ですが、ネットではアンチによる議論のかく乱と同時に「支援者側の根拠」を情報収集する意味もあって当然です。 私が検察官なら「民主党の擁護サイト」は、起訴状を「より完ぺきなモノ」にするネタ収集の格好の場所だとしてチェックします。 植草アンチが、ズルズルと「長期にかかわるハメ」になったのは、公判の速記録が出されて「検察の主張がおかしい」と議論が盛り上がり「火消し」で干渉せざるを得なくなったのでしょうし、収監から釈放された後も動向の監視が続いたのは「再審請求」のムードや「復活の予兆」を気にしていたからでしょう。 検察が、今回逮捕された3人の処分が下されるなどの「手の内」を見せるまでは、小沢さん側が、次の「手の内」を見せることは無いと思います。(まぁ、内々に特捜部が「手打ち」に持って行ければ、最低限のメンツは保てる落とし所にはなると思いますが。)
by mojo_on
| 2010-01-19 14:11
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