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2006年 12月 14日
◎> 密室取調べは冤罪の温床である 《コメント、12》
Commented by mojo_on at 2006-12-14 13:20 x 今回、管理人さんのおっしゃるように、「駅の事務所で認める発言」の事実は、無いでしょう。 思い出していただきたいのですが、初公判の直前、10時50分頃に、テレビで「植草さんが、被害者に手を顔の前にあてて『謝るようなしぐさ』をした」という報道がありました。 直前に流すにしても、この程度の情報しかないのが、今回の「検察の手詰まり」を表しています。 伝わってくる範囲では、植草さんが「認めて謝るような発言」は、一切していないようです。←これは事実 補足すれば、報道の「〜〜と思えるしぐさ」や、検察が「駅事務所で認めていた」の根拠は、その場にいた誰かに「そう見えた(と、思った)」だけでしょう。 キチンと初公判の報道を見れば分かる事ですが、いつの間にか、その前後を抜いて「一時、認めていた」という記事になる。(している?) Commented by mojo_on at 2006-12-14 13:20 x この点を、整理すれば、 (1)「言ったのに、言っていないとひっくり返した」←植草さんが、ウソを言っている (2)「言っていないのに、言った(と思わせる)発言をした」←取り調べた人が、ウソを言っている 手鏡事件では、取り調べた警官が「調書のねつ造」をしました。 今回も、それに近い事が無いとは言えません。 そういう『過去の事実』を考慮して、今回の報道に当てはめると、報道のギリギリの表現が「〜〜と思える」程度のあやふやな事しか出てこない所を見ても、 >>>「植草さんが、一時認めた」というのはウソ。 それらしい供述さえもしていないというのは、外部の人間でさえも判断できます。 むしろ、植草さんは前回の反省で、誤解を受ける(あとで、認めたと歪められて証拠にされる)ような発言は、しないようにしていたのでしょう。これは、一貫してそういう立場みたいです。だから、今も勾留されている事が、当局の望む発言をしていない証明でもあります。(だからこそ、取調べで「家族が困る」とか「認めれば、早く出られる」とか、植草さんに限らず、脅されるらしい) Commented by mojo_on at 2006-12-14 13:21 x 「前回の反省で、電車に乗らないのが普通」という批判がありましたが、その主張がピント外れなのは別として、すくなくとも、取調べに対しては『前回の反省』が活かせれているのが、私たち支援する人間に非常に心強く感じます。 むしろ、今回の報道を見て、疑問に思う人の方が多い(増えている)と聞きます。先日も友人が実家で、ちょうど初公判の報道を家族と見ていて、彼の妹さんの方が「この事件、どうだか〜???」って言ってきたと、教えてくれました。友人は、私が「植草さんは、痴漢はしていな!」と、いつも言っているので、喜ぶネタだと思って教えてくれました。(その友人も、当初よりも疑問に感じているようですし) ガッシリした、男が二人とも「事件を目撃していない」ってのも、不自然といえば不自然です。 Commented by mojo_on at 2006-12-14 13:41 x 連投、申し訳ありません。一つ訂正です。 >初公判の直前、10時50分頃 時間は、9時50分です。 ついでに、 駅事務所から蒲田署(ですよね)に、移動する時などは、やっぱりパトカーだったのでしょうか? 当時、すぐ近くだから「(駅員を呼ぶ前に)警察に直接電話した」なんて、書き込みを見たような気がしましたが。もしも、間違って蒲田署以外の人を呼んじゃ、大変だし。 Commented by bearbear888 at 2006-12-14 19:35 日本の刑事司法は、先進国の水準から数十年遅れているそうですね。国民が知らないのをいいことに、という面が、無きにしもあらず。 植草氏の身柄拘束、90日を超えました。 容疑を認めなければ、逃亡・罪証隠滅のおそれありとされて、勾留されてしまうということが、憲法で禁じられている「自白の強要」でなくて何なのかと思いますね。 容疑が強盗や殺人などの重罪ならいざ知らず、窃盗などよりも遥かに刑の軽い痴漢行為でいつまでも拘束しておけるなんて、江戸時代か何かの話かと思ってしまいます。 実務の方々は、おかしいと思っていないのでしょうか。もしおかしくないのなら、植草氏が90日を超えて拘束されていることを、もっと宣伝してもかまわないはずですね。 Commented by bearbear888 at 2006-12-14 19:36 「会釈しながら謝るようなそぶり」 検察の冒頭陳述によれば、植草氏は犯行直後、「会釈しながら謝るようなそぶり」をしたそうですが、検察は、被告人に最大限不利になるような表現を使うと思うので、それで、「ようなそぶり」ですから、実際には、手が上がったぐらいの動作だったのではないかと思います。「私じゃない」と手を振ってたのかもしれません。どうとでも取れる仕草だったということでしょう。 Commented by bearbear888 at 2006-12-14 19:39 今回の事件で、何となく不可解なのは、通常の痴漢事件ならあるであろう、「話し合いの場面」が、ほとんど無かったと感じられることです。 普通、押し黙っている「犯人」に対しては、「お前がやったんだろ! おい! 黙ってないでこの人に謝れよ!」などと詰問し、駅に引きずり下ろしてから、なおしばらくやりとりがあって、これではラチがあかないから駅事務室に行こうか、となると思うのですが、そのような「話し合い」が、この事件ではほとんど感じられないのが不気味です。 普通、すぐに警察に突き出そうとはしないと思います。女性のほうが事を大きくしたくないかもしれないし。まず、ほんとうにその人がやったのかを確かめて、反省の色があるか、女の人のほうはどう思っているか、などなど、機微をうかがう過程があると思います。(万引き(立派な窃盗ですが)なんかでも、店で事情を聞きますよね。) そういう話し合いが、この事件にはほとんど無い。問答無用で、駅事務室を介して警察に、ほとんど直行しているような印象です。 Commented by mojo_on at 2006-12-15 11:40 x 熊八さん、こんにちは。 人間、やましい気持ちがあると、あまり自分のコトを知られたくないものです。こちらのブログのコメント欄にも「有罪だ」とバッシングする人は、ことさら名前を変えて書き込んでいました。 「意見陳述書」にも、検察の主張にも共通するものは、 (1)ある女性が「やめて下さい」と言って、被害を訴えた。 (2)その騒動の近くに、植草さんもいた。 (3)男二人が、植草さんを痴漢だと言って、蒲田駅でおろした。 検察は「(二人とも)痴漢行為を見ていない」ことを根拠に、証人にはならないと判断をしたのでしょう。 彼らは当然、蒲田駅のホームで、植草さんと降りた際にも「目撃はしていない」と主張したでしょう。←擁護する・しないに関係なく、そう思います。 では、かけつけた駅員が、被害女性が「この人です!」って、言ったとしても、それだけで(駅員が)「犯人に間違いない」と判断する根拠は無いと思います。それでなくとも「痴漢冤罪」の事は駅員さんの頭にあるでしょうから。 普通は「こう言っていますが・・・」と、まず、自分が駅員なら聞くだろうし、京急の駅員さんもそうするでしょう。 Commented by mojo_on at 2006-12-15 11:41 x これに反するように、 駅員さんが「事情を聞く」ような場面が、陳述書に出てこない。 これは、どういう事? 警官の到着するまでの間、駅員さんの出る幕が無かったのでしょう。 (二人が、直接警察に連絡したという話もあり、きっと駅員さんを制してこの二人が『主導して』蒲田署に通報した) そして「意見陳述書」から判断すると「取り押さえた二人」がそのまま、小部屋に連れていったと考えるのが妥当です。 この、一連の事を知っている人物なのに、証人ではない。 今回、目撃証言する人の根拠は「メール」だそうです。 昨日話題にした「謝るような『そぶり』をした」とは、違う意味で興味深い。 人間、本当の事を言うときは、本当の事『しか』言わないものです。この証人どういう経緯か「後日、友人にメールを送ったのを根拠に、証人として名乗り出た」ような事を言っています。←次回の公判でハッキリしますが Commented by mojo_on at 2006-12-15 11:41 x この証人の場合なら「その場で見ました!」の方が、自然です。 最初から「メールという『証拠』を持って登場」というのは、正直言って、失笑してしまいました。 きっとこの証人は、 何か、傍証となるモノ(メール)が無いと「(自分の)証言に自信が無い」のか? 自分なら「だって、本当に見たもん!」が一番の根拠です。 客観的な立場で、自分が目撃したなら「信じないなら、それでいい」ハズです。あえて、最初からメールという証拠を(わざわざ)携えて「だから、私の言うコト信じて。。。」と言わなくても。それを、どう判断するかは、裁判官というプロがするので。 (検察が、証言を補強するのにメールを探したのではなく、メールを送ったというのが先に出ているのが、むしろ『何か、やましい事』のニオイを感じる) 検察も、大切な証人なのに、事前にメールなどの情報を流すコトで「ヘンな証人」に思われてしまいます。裁判で、根拠が必要になった時に「メールがあります」でいいだろうに。→こういうのを『やぶへび』と言うのかな Commented by bearbear888 at 2006-12-16 20:07 mojoさん、こんばんは。 そのメールが、植草氏の犯行をはっきりと撮影した写真で、しかも捏造でないと証明されれば、決定的だと思います。他の証拠が要らないぐらいに。 しかし、報道からすると、そこまでの確証ではないような気がしますね。 やはり、そのメールは、その目撃者がその場にいたことを証明するためのものなんでしょうね。つまり、目撃者として証言する資格があるのだと言うためのもの。言いかえれば、どこかから連れてきたでっち上げの目撃者ではないのだと言うためのもの。 (これが「メール」でクリアできるのかどうかはよくわかりませんが。) 「植草氏の犯行」については、そのメールではなく、その目撃者の証言によって証明しようとするんだと思います。たとえば、いくら「植草が痴漢した」とメールで書いていたとしても、その認識が間違っていたかもしれないからです。男性2人が取り押さえたので、「あ、植草がやったのか!」と思ってしまったのかもしれない。 どのようなメールなのか全くわかりませんが。注目していきたいと思います。 Commented by mojo_on at 2006-12-18 12:09 x 熊八さんいよいよです メールの内容については、次回の公判も近いので、いずれハッキリしてから検証すればいいと思うのですが、どのような“目撃”なのかは興味があります。 少なくとも、そこそこの人ごみだとしたら、それこそ1〜1.5メートルくらい(しか)離れていない人物かもしれないから・・・植草さんの近くにいた事は間違いないでしょうね。 この目撃者が「後日、名乗り出た」というのが、やはり気になったのです。 今は、きれいさっぱり消されているでしょうが、9月に事件が起きた直後の何日か、ネット上に「私、見ました」とか、「同僚が見ました」系の、おかしな書き込みがありました。 むしろ、そういう『書き込み工作(チャチな)』が無ければ、今回の証言者も、痛くない腹を探られなくて済むのですが、事件直後にナゾの人物が工作したせいで「このメールも、もしかしたら???」って、擁護している立場の人間に突っ込まれる事になるのだと思います。
by mojo_on
| 2006-12-14 13:30
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